こんにちは！こんばんは！女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです！
2022年現在、日本には約800万人以上の営業マンがいると言われています。単純計算ですけど日本人の15人に1人は営業マンということです。
この中であなたは自分だけの強みを持って周りの営業マンと差別化出来ているでしょうか？
自分の強みが分からずに悩んでいる方は是非自己分析してみてください。ここから3つのステップで手順を解説していきます。是非ご覧ください。
目次
自己分析こそが営業マンの強みを見つける最大の秘訣
優れた営業マンは自分という人間の強み、弱み、特徴をしっかりと把握出来ているものです。つまり自己分析ですね。それでは、なぜ自己分析が営業マンに必要なのでしょう？
それはどんなに優れた営業手法があっても、使う人の相性によって効果が変わってくるからです。
例えば自分の足を使ってとにかく積極的に営業を仕掛けていくタイプの営業マンもいれば、しっかりとニーズ調査や分析して理詰めで動く営業マンもいると思います。
人によって向き不向きがあるので自分をしっかりと分析して、適した営業手法を身に着けるのがとても大事です。
人生経験が鍵
冒頭で日本には800万人もの営業マンがいるとお伝えしました。この中で勝ち残っていくというのは非常に大変なことです。
しかし800万人の営業マンの中にあなたと全く同じ人生を歩んできた人間が果たしているのでしょうか？いるわけがありません。
あなたが歩んできた人生経験はあなただけのものです。
あなたの過去の経験を振り返ることが自己分析になりますし、そこを深堀することでオリジナルの強みになるのです。
自己分析のポイント3選
ここまでで自己分析の重要性を説明してきました。
「なぜ？」が大事
では実際に自己分析をやってみましょう。あなたの人生を振り返ってみてください。
幼少期、学生時代、社会人と様々な経験を積んでいたはずです。その中でこれは頑張ったな、と思える事が必ずあると思います。例えば部活動やアルバイト、ボランティアにサークル活動などなど。
自分が頑張った時のことを振り返って、なぜ頑張れたのかを考えてみましょう！
具体例を挙げましょう。
「アルバイトを頑張れたのは仕事が楽しかったから。」その理由は何ですか？
「職場の仲間が良い人ばかりだったから」
「お客さんに喜んでもらえてやりがいがあったから」
「貴重な経験を積めてスキルアップできたから」
といったように、同じアルバイト経験でも人の数だけ楽しかった理由、頑張れた理由は違うのです。
仕事をする理由
あなたはどうして仕事をしているのでしょうか？などと聞くと「生活の為」と答える方も多いと思います。確かに生きていくためにはお金が必要です。しかし本当にそれだけでしょうか？
毎日早く起きて、満員電車に乗って、1日中仕事をする。時にはプレッシャーにさらされて辛い気持ちになることもあるでしょう。また時には上司との人間関係に嫌気が差すこともあるのではないでしょう。
生活の為とはいえ、こんなにも大変な想いをしてまで仕事を続けられるものでしょうか？そこにヒントが隠されています。
「周囲の期待に応えたい」
「自分の扱うサービスをより大きなものにしていきたい」
「クライアントに信頼されるような営業マンになりたい」
純粋に生活の為だけでなく、プラスアルファ他に頑張れる理由がある筈です。
その働く動機こそがあなたの原動力となっているわけですし、そこをより深堀することで高いモチベーションを持ちながら仕事に取り組むことが可能です。
自分は何のために働くのか？この行動原理にしっかりと向き合うことが重要です。
自分だけの強み
突然ですが質問です。あなたは自分が他人より優れていると思える部分を説明できますか？
多くの方は回答に困るのではないでしょうか？
学校教育の中で規則を守りながら、目立たず周囲に同調することを美徳と教えられてきたわけですから仕方ありません。
ですが安心してください、誰にでも優れた点はあります。それに気づいていないだけなのです。
強みの見つけ方
それでは具体的に強みを見つける方法を解説していきます。
例を挙げましょう。
Ａさんは営業経験3年、特に資格など持っていません
Ｂさんも営業経験3年、TOEICで800点を取っています
あなたが採用担当ならどちらを採用しますか？
当然ながらBさんですよね。もちろんAさんとBさんの営業実績や人柄などその他情報といったものも検討材料にはなってくるとは思います。
ですが上記のような条件のみで判断した場合、プラスアルファのスキルを持っている方を選ぶでしょう。
強みとはスキルの組み合わせです。スキルとは資格だけを言うのではなくこれまでの人生経験で得た能力全般がスキルと言えます。
「マネジメント経験がある」
「サービスの責任者をやっていた」
「マーケティングを学んだ」
「プログラミングが出来る」
このように今まで得てきたスキルは幾つかある筈です。そのスキルを箇条書きで良いので並べてみてください。その組み合わせを持っている人はあなただけです。
強みの整理
客観的に自分を分析すると自分の強みが見えてきます。中には客観的に分析した結果、強みが足りないと感じた方もいるかもしれません。
ですが安心してください。現状の自分の強みは整理できたのですから、あとは必要なパーツとなるスキルを手に入れるだけです。
自分は何が得意で何が足りていないのか、しっかりと強みを整理すれば必要なものが見えてきます。自分の強みと弱みを把握すること、それを理解しているかどうかで周囲と大きな差になります。
自己分析の方法については下記動画でも分かりやすく解説されているので是非参考にしてみてください。
営業マンに必要なスキル3選
さてここまでで自分を分析する手順は理解できましたね。
これからは営業マンとして必要なスキルをご説明します。自分の強みやタイプに合わせて伸ばしていきたいスキルを選んでください。
情報収集能力
優れた営業マンは常に情報収集を欠かさないものです。お客様が営業マンに求めるものは自分の知らない情報だと言っても過言ではありません。
個人営業、法人営業どちらであってもお客様は情報収集しているケースが多く、他社と比較してより最新で貴重な情報を提供する営業マンがいれば、あなたを選んでくれる確率はぐっと上がるでしょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーションも営業マンには重要なスキルと言えます。ただ中には人付き合いが苦手な方もいるでしょう。
安心してください、話すだけがコミュニケーションではありません。お客様の言葉をしっかりと聞き、ニーズを聞き出すことも重要なのです。
人の口は一つで耳は二つあります、それは自分で話すよりも相手の話を聞く方に時間を使えということです。
一方的に話すのではなく、お客様の悩みを引き出すこと効果的な提案に繋げることが可能になります。
コミュニケーション能力の重要性については以前掲載した記事でも詳しく解説しておりますので是非チェックしてみてください。
数字管理能力
数字というものは営業マンとは切っても切り離せないものです。毎月のノルマや年間の予算計画があり、それを達成する為に必死に仕事をする。
そんな生活に手一杯でしっかりと数字を管理できていない方も多いのではないでしょうか？
KPIという言葉があります。目標を達成するうえで、ゴールまでの進捗度合いを定量的に表す指標の事です。
目標を達成する為には売上や粗利(営業利益)、原価など様々な数字を把握しながら日々の計画を立てる必要があります。
例えば粗利で1000万円稼ぐ必要があるのなら、利益率が高いけど時間のかかる案件をじっくり取り組むのか、それとも利益率は低いけど手早くまとまる案件を数多くこなすのか、など戦略を立てていく必要があります。
時間は有限ではありませんので目標の数字を達成する為には全ての案件に時間を掛けるのではなく、自分が置かれた状況を踏まえて必要な取捨選択する事が重要です。
まとめ
さて今回は営業マンとしての強みを手に入れる秘訣をご説明しました。記事の重要ポイントは下記の3つです。
- 自己分析することでオリジナルの強みを手に入れられる
- 自分の行動原理を理解する
- 自分に適したスキルを身に着ける
中々自分の強みというものは気づきにくいものです。ですが誰にだって強みはありますし、大事なのはその強みを育てていくことです。
自分に合ったスキルと組み合わせながら誰にも負けない営業マンを目指してください。
最後までお読みいただきありがとうございました！