お得意先に行くとき表情気にしていますか?営業マンのように対人の仕事は特に表情が大切です。
良い第一印象を与えられるよう笑顔で接すると良いでしょう。
特にコロナ禍の今はマスクで表情が隠れてしまい、相手の感情が読み取りにくいです。
今回は笑顔でいるメリット、すぐ実践できる笑顔体操、マスク越しでも伝わりやすい表情の作り方を紹介します。
明るい好印象な営業マンになり、人と違う営業マンを目指しましょう。
目次
笑顔の重要性
営業マンに限らずどの場面でも「笑顔が大切」と言われることは多いかと思いますが特に営業マンは笑顔が重要です。
笑顔がなぜそこまで重要なのでしょうか?
それはする側とされる側の双方にメリットが多いからです。
メリットが多くありますがその中でも特に大きく働く「見た目の印象」と「声」について紹介します。
対人スキルが大事な営業マンにとって笑顔は特に大切ですので、まずは重要性を理解しましょう。
見た目が優先される
メラビアンの法則というものがあります。
視覚、聴覚、言語の3つのうち相手の第一印象を決めるのに一番優先されるのが視覚であるというものです。
「好き!」と言っても顔が怒っている表情であれば「本当にそう思っている?」と感じてしまいます。
というように言葉よりも表情の方が優先されます。
なので笑顔でいることで相手には好印象を持ってもらいやすくなります。
例えばマイナスなことを相手に伝えなければいけない場面でも笑顔でいれば良い印象を与えることができるでしょう。
ただし、メラビアンの法則は誤解されている方もいますので詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
「見た目が重要」は誤解。メラビアンの法則の本当の意味とビジネスにおける活用法
声にも影響する
笑顔でいると声にも影響してきます。
声のトーンは重要で、テレアポでの営業やマスク越しでの対面が多い今のご時世は特に重要な項目です。
声に乗って表情が相手に伝わります。声のトーンで明るいか暗いか、この人に任せられるか任せられないか、自信があるかないかなど表情が見えないからこそ相手は声のトーンで想像します。
笑顔でいれば必然的に声のトーンも明るくなりますので、テレアポで顔は見えないからやマスクで口元が見えないからと笑顔を疎かにしないようにしましょう。
上記の2点の通り表情で第一印象を良くし明るい声のトーンでいることは、相手に良い印象を与えるだけでなく自身の営業成績にも大きな影響を与えます。
因みに声のトーンが明るくなると聞き取りやすい声になるためハキハキした良い印象も与えられます。
ですが苦手な人もいるでしょう。
次は苦手な人でも実践することで表情を良くできる笑顔体操を紹介します。
笑顔体操
苦手な人に「笑顔でいきましょう」と言われても引きつってしまったり不自然な笑顔になってしまうこともあるでしょう。
そんな人でも笑顔体操を実践していけばうまく笑顔を作っていきます。
そう、笑顔はまず作っていけばいいのです。表情を作った後気持ちがついてくるのでまずは笑顔体操で表情筋を柔らかくします。
鏡の前で顔の筋肉が動いていることを確認しながら笑顔体操をしましょう。
鏡を見ながらは恥ずかしいという人はまずは見なくても良いですが慣れてきたら鏡の前で行っていきましょう。
笑顔体操1 あいうえお体操
大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と発するだけです。これを5回行います。
ポイントは大きく口を動かすこと。表情筋を動かしていくため頬の筋肉が動いていることを意識しましょう。
「い・え」は口が横に開くため頬の筋肉を使っている実感しやすいと思います。
「あ・い・う・え・お」は口が縦→横→縦→横→縦に動くため口元の筋肉をほぐしていくトレーニングです。
笑顔体操2 顔の収縮と解放
目と眉、口を鼻に向けてギュッと集めます。顔のパーツを中心に集める感じです。
そのまま3秒キープします。
続いて目と口を大きく開けます。口は「い」の口で広げましょう。そのまま3秒キープします。
この動きを5回行います。
「あ」の口で広げる動作もしてもらうとより良いので余裕があればこちらも5回行ってみましょう。
顔を集める→「い」の口で広げるを5回。
顔を集める→「あ」の口で広げるを5回。
計10回と多いですが実践してみましょう。
この動きで口まわりや頬と一緒に目元や眉の筋肉もほぐしていきます。
口元だけ笑顔だと不自然なので目の周りの筋肉もしっかり動くようにほぐしていきます。
活字だとイメージがつきにくい方は動画で見て実践してみてください。
笑顔体操1と2で1分程度なので仕事に行く前に必ず行うようにして習慣化していきましょう。
1と2だけでも表情筋が疲れてくる人もいますので余裕がある方は3も実行していきましょう。
笑顔体操3 スマイル3段変化
微笑み→スマイル→大きくスマイルの3変化を5回行います。
微笑みは軽く口角を上げます。
スマイルは微笑みよりももう少し頬が動く程度の上げます。イメージは「え」の口にして歯を合わせたときの表情です。
大きくスマイルはスマイルよりもさらに頬を上げます。イメージは「い」の口の表情です。
この3つの動きを5回行って表情筋を鍛えていきます。
この体操も15秒程で終わるため1と2で疲れてしまった人は落ち着いてからやってみましょう。人目につかないところかマスク越しでするなど環境を気にしてからやると良いでしょう。
マスク越しで見せる表情
笑顔体操を習慣化できてきたら笑顔も固くならなく自然な感じで笑顔にできます。
ここから先はさらに相手に良い印象を与えられる方法をお伝えしていきます。
マスク着用が必須になった今、マスクで口元が見えないため目と眉、首で相手に良い印象を与えましょう。
ここでは目の体操と首を傾けることの重要性をお伝えしていきます。
目の体操
笑顔体操2の収縮と解放で目の筋肉を動かしていきましたが更に目を動かしていきます。
目を上→右→下→左と時計回りに5回、終わったら反時計回りに5回動かしていきます。
笑顔と直結しづらいところですが、目の細かい筋肉をこの体操でほぐしていき柔和な表情を作るとても重要な運動です。ぜひ目の運動も習慣の一つに入れてください。
前の項目の「笑顔体操1」と「笑顔体操3」も含めて活字ではイメージがつきにくい方は動画で確認しながら実践してみましょう。
首を使う
マスクで表情が読み取れないからこそ非言語コミュニケーションが大事になってきます。
非言語コミュニケーションとは身振り手振りのことを指しますが、その中でも首を使うことは特に重要です。
- 頷く
- 首を右に5度から10度傾ける。
首を使って頷きを入れることで傾聴の姿勢を見せることができます。また首を傾けることで傾聴の姿勢を更に見せていくことができます。
この2点の良い印象を相手に与えることができますので是非実践してみてください。
こちらの動画ではマスク越しで印象をよく見せる方法が躯体的に映像で見れます。
文字だけでイメージがつきにくい方は是非見てください。
笑顔のメリット
笑顔でいることのメリットは…
- 相手に良い印象を与えられる
- 良いイメージがしやすくなり成功しやすくなる。
先程までは相手の印象という点をお伝えしてきましたが、相手だけでなく自分にも直接的なメリットが働きます。それが良いイメージがしやすくなり成功しやすくなるという点です。
笑顔でいればポジティブな暗示がかかり「楽しい。明るい未来。私は売れる営業マン」などの前向きな言葉がよく出てきます。
そして「成約できたイメージ。成績トップで表彰されたときのイメージ。昇進したときのイメージ」など明るいイメージができ、成功につながりやすくなります。
笑顔でないとネガティブな暗示がかかり「楽しくない。未来が見えない。どうせ売れない。」など後ろ向きな考えになりなかなか成功イメージが湧きません。
笑顔でいることは相手にも自分自身にも良い方向に働く素晴らしい結果を残せていけます。
まとめ
今回は笑顔でいる重要性と笑顔を作るための体操、笑顔でいるメリットについて解説しました。
- 第一印象は視覚が優先され、表情は声にも影響が出るので笑顔でいることが大事である。
- 笑顔体操をして表情筋をほぐす
- マスク越しでも表情がわかるように目元や首も使って表情を伝える
- 笑顔でいることは相手に与える印象以外にも自分自身の成功イメージにも繋がりやすい
上記4点が今回説明した内容でした。
できる営業マンになるためということもありますが、幸せな人生を送るためにも大事だということがわかったかと思います。
笑顔で素晴らしい仕事やプライベートを送るための参考にしてください。