こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
早速ですが、皆様は1日に何件程度お客様のところに訪問していますか?
現在の状況を考えればおそらく数件、行けても十件程度なのではないでしょうか。
もしその数件の中でキーパーソンに会える機会に恵まれたのなら、どうにかして他社と差別化を図り優位に立ちたいところです。
そこで今回は、他社との差別化を図り次に繋げる方法の1つとして営業訪問お礼メールを例文付きでご紹介させていただきます!
是非、参考にしてみてください。
目次
お客に選ばれている営業訪問お礼メール6選
訪問お礼メールの例文をパターン別に6種ご紹介します。
これらを参考にして、ご自身の訪問先や状況に合わせた内容にアレンジして活用してください。
- 商談後の基本のお礼メール
- アポなし訪問後のお礼メール
- 宿題をもらった場合のお礼メール①
- 宿題をもらった場合のお礼メール②
- 契約をいただいた時のお礼メール
- 「検討する」と言われた場合のお礼メール
商談後の基本のお礼メール
株式会社 ○○
代表取締役 ○○ ○○ 様
大変お世話になっております。
〇〇株式会社の××です。
本日はご多忙にもかかわらず、「○○」のご提案の機会を頂き誠にありがとうございました。
お会いできた御縁を大切にし、貴社の更なる発展のために尽力させていただく所存です。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
※署名
アポなし訪問後のお礼メール
株式会社 ◯◯
営業本部 ◯◯ ◯◯様
大変お世話になっております。
〇〇株式会社の××です。
本日は突然の訪問にも関わらず、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
これを機に弊社と末永くお取引する機会をいただければと思っております。
本日は誠にありがとうございました。
※署名
宿題をもらった場合のお礼メール①
株式会社 ◯◯
人事部 課長 ◯◯ ◯◯様
大変お世話になっております。
◯◯株式会社の××です。
先程はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
ご面談時に◯◯様にご質問いただきました「◯◯◯◯」という点に関して、次回明確な返答をさせていただければと思います。
ご質問いただいた点以外にも気になる点がございましたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にお申し付けいただければと思います。
それでは、次回◯月◯日◯時よりどうぞ宜しくお願い致します。
※署名
宿題をもらった場合のお礼メール②
株式会社 ◯◯
営業本部 ◯◯ ◯◯様
大変お世話になっております。
○○株式会社の××です。
本日はご多忙の中、面談の機会をいただき誠にありがとうございました。
面談の場でご質問いただきました事項について、下記の通りご報告申し上げます。
※(以下、宿題についての内容を記載)
今後、上記以外にも◯◯様のお仕事にお役立ていただける情報がありましたら、ご提供させていただきますので、いつでもご連絡いただければと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。
※署名
契約をいただいた時のお礼メール
株式会社 〇〇
営業本部 部長 〇〇 〇〇 様
大変お世話になっております。
〇〇株式会社××です。
この度は、貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。
また、ご契約頂いたこと心より感謝申し上げます。
弊社の商品は、貴社が課題として捉えている固定費のコスト削減にお役に立てると確信しております。
弊社商品を選んで良かったと思っていただけるよう、担当として全力で貴社のお力添えをさせていただきます。
なお、ご不明点や疑問点などございましたら、お気軽にご相談いただければと思っております。
今後とも引き続き宜しくお願い申し上げます。
※署名
「検討する」と言われた場合のお礼メール
株式会社 〇〇
営業企画部 部長 〇〇 〇〇 様
大変お世話になっております。
〇〇株式会社の××です。
本日はご多忙にもかかわらず貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。
弊社商品のご導入についてご検討いただくなかで、ご要望などございましたらどのような些細なことでもご相談いただければと思います。
可能な限り貴社のご要望に沿えますよう鋭意努力致します。
貴社の課題を解決するお役に立つことができれば幸いでございます。
ご検討の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
※署名
こちらの記事では訪問後に手紙でのお礼について詳しく解説しております。手書きの御礼状も非常に有効ですので、ぜひご覧ください。
【例文つき】営業訪問後のお礼手紙は必要?手紙はあなたの売上UPに貢献します!
訪問お礼メールを必ず送ったほうが良い理由
「メールは送っても送らなくてもいいものなのでは?」「忙しいので、お礼メールよりは準備の方に時間を取りたい」と思っている方もいるかと思いますが、もしかすると大きなビジネスチャンスを逃してしまっているかも知れません。
選ばれる営業マンは、訪問お礼メールを気まぐれに送っているのではなく、明確な理由があって送っています。
お礼メール一つで「一緒に仕事がしたいと」思ってもらえる
訪問先の立場に立ってイメージしてみてください。
忘れたころに「あの件いかがでしたか?」とメールが来る。
メールには「持ち帰らせてください」と持ち帰っていった別プランの資料と見積もりが添付されている。
見て分からなければこちらから連絡しろということか…。
こちらの忙しさも察してくれているのか、商談のために時間を割いたこと自体にとても感謝してくれている。
メールには「持ち帰らせてください」と持ち帰っていった別プランの資料と見積もりはいつ用意できるかが書かれている。また出来たら連絡をくれるらしい。
どちらの担当者と今後一緒に仕事をしていきたいと思うでしょうか?
Bの担当と答えた方が圧倒的に多いはずです。
少し極端な例でしたが、やはりお礼メールのあるなしで印象は変わってくるものです。
準備も念入りに行い、商談も雰囲気よく進めることができたのなら、後は「訪問お礼メール」でいい印象を持ってもらい、最高の状態で商談があった1日を締めくくりましょう。
お礼メールを送らないとデメリットになる可能性が高い
現在、訪問お礼メールを送ることはスタンダードになっています。
もちろん自分の訪問先にも、お礼メールを送ることが癖づいている営業担当が何人も訪れているはずです。
そんな中、訪問後にお礼メールを送らない営業担当がいたとしたらどうでしょうか。
訪問先からの目線では「他の担当からはお礼メールが来るのにこの担当はメールなしか・・・。」と見られても仕方ないですよね。
訪問お礼メールは必ず送って、まずは選ばれる営業のスタートラインに立ちましょう。
訪問お礼メールで押さえておきたいマナー
ここからは、訪問お礼メールで押さえておきたいマナーを3つご紹介させていただきます!
①当日、遅くても翌日までに送る
お礼メールはその名の通り、時間を割いてくださったことに対する感謝の気持ちを伝えるものですので、お礼の気持ちはすぐに伝えましょう。
選ばれる営業は、必ず訪問の当日か、遅くとも翌日までに送っています。お礼メールが遅いと、依頼への対応も遅いのではないかという不信感を与えてしまう恐れもあります。
②メールを送った目的がわかる件名にする
訪問先にたくさん送られるメールの中で、自分のお礼メールを開けてもらう必要があるため、件名はシンプルで目的や内容がわかりやすいものにしましょう。
A:【〇〇株式会社の××です】本日は面談の機会をいただきありがとうございました
B:面談のお礼【〇〇株式会社・〇〇】
Aだと件名をすべて読まないとメールの要件がわかりません。
少し極端ではありますが、Bくらい一目でメールの趣旨がわかるようコンパクトにしておくと非常に親切です。
こちらの動画でメールの件名の書き方について詳しく解説しております。コミュニケーション術の一つとしてぜひご覧ください。
③誤字脱字に気をつける
感謝の気持ちを伝えるためのメールに誤字脱字があるとすべてが台無しです。
特に名前は絶対に間違えないようにしましょう。
例えば「ワタナベ様」にメールを送る際に、「渡邊様」なのか「渡辺様」なのか非常に混同しやすくなりますので、名刺などでしっかりと確認しておきましょう。
本文にも誤字脱字が多いと読みにくくなってしまいます。名前のチェックだけでなく、最後に不自然な個所がないか全体に一度目を通してから送信しましょう。
訪問お礼メールで差をつける方法
お礼メールのマナーが理解出来たら、次はお客様に選ばれている営業マンがどのようにお礼メールで差をつけているのか2つの方法を紹介いたします。
- 相手に合わせた内容で送っている
- 「これっきり」のニュアンスを出していない
相手に合わせた内容で送っている
訪問先の方々は敏感です。他社からの訪問お礼メールを何度も見ていると思って間違いないでしょう。
お礼メールを開いた瞬間に、テンプレお礼メールとそうでないメールを見抜くことには長けていると思われます。
差をつけるための工夫の1つに「相手に合わせた内容を送る」という方法があります。
時短のために定型文をそのまま使いたい気持ちもわかりますが、せっかくお礼メールを送るのであれば印象のいいものにしたいですよね。
商談内容の話や「これから自分が訪問先にどう関わっていきたいか」など、訪問先に合わせた自分のオリジナル文を定型文に入れましょう。
さらに一歩差をつける:「学んだこと」を具体的に示している
おそらく商談の中で、訪問先の方から何らかの役に立つ情報を得ているはずです。
訪問先の課題や業界の最新情報などだけではありませんなく、考え方や言動、趣味の話などからも学べることがたくさんあります。
上記のように、仕事の部分だけにとどまらず、「学んだこと」を具体的に示してお礼を伝えてみてください。
相手に合わせられるだけでなく、「時間を割いてもらったことに対してのお礼」以上の感謝の気持ちが伝わります。
「これっきり」のニュアンスを出していない
お礼文章の締めくくり方にも注意を払いましょう。
Aには結びに「これっきり」のニュアンスが出てしまっています。
Bの文例のように「これを機に・・・」や「次回お会いできることを楽しみにしております」など、次につながるイメージで結んでおくのがベストです。
まとめ
今回は営業先に選ばれる訪問お礼メールについて、例文を交えながらご紹介させていただきました。
まとめるとこのようになります。
- お礼メールは状況に合わせて内容を変えるようにしよう。同じテンプレートでの送信はご法度。
- 次回以降につなげるために、お礼メールは必ず送るようにしよう。送らないデメリットが大きい。
- 送信は遅くても翌日までに。名前を含め誤字脱字は絶対に厳禁。
- 送ったこちらの都合ではなく、読む相手に合わせたメールにしよう。次に繋がる締めの一文を考えておこう。
訪問するためのアポ取りはしっかり行うのに、訪問後にお礼メールを送らない方も中にはいるかと思いますが、相手には「今後この担当と仕事がしたい」と思わせるようにしなければなりません。
そのためには、契約後に一緒に仕事をしているイメージが湧くようにする必要があります。
しっかりメールを送り相手にいい印象を残すことができれば、契約まではかなり近づいていると言っても過言ではありません!
「訪問後のメールまでが大事」ということを頭に入れておくようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。