こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
みなさん『営業マンは「お願い」するな!』というビジネス書をご存じですか?
「聞いたことがない」という方も「知ってはいるけれど読んだことがない」という方もいるかと思いますが、こちらは「商談が苦手」という営業マンにおすすめできる本になっています。
そこで今回は『営業マンは「お願い」するな!』をご紹介いたします。
自分がやっている「営業という仕事」の世界の見え方がきっとガラッと変わるはずです。
目次
『営業マンは「お願い」するな!』をおすすめする理由
『営業マンは「お願い」するな!』は、読み手によって評価が分かれ、中には「これはちょっとついていけない・・・。」と思われる方もいらっしゃるかと思います。ですがそれでも、この本を一読することをおすすめします。
その理由の1つは、「営業の神様」と呼ばれる方の頭の中(思想)を書籍という形ではありますが、のぞき見できる機会はそうそうないからです。
なぜ著者の加賀田晃氏が「営業の神様」と呼ばれるのか
加賀田晃氏は「営業の神様」の異名を持つ営業界のレジェンドです。
「17社で営業を経験」し、「そのすべてでトップ」を取っており「なんでも売れる人」を体現したような方です。「いったいどんな人なのか?」と少し気になると思いますので、加賀田氏の動画を一度ご覧ください。
内容は「加賀田氏流アプローチのセオリー」を受講生に教えている映像です。
いかがでしたでしょうか。動画で営業の神様の「考え方」や「テクニック」が随所に散りばめられているのがわかります。
『営業マンは「お願い」するな!』の価値
セミナーのように、目の前で実践してくれるわけではありませんが、書籍にはアプローチだけでなく人間関係の構築の仕方からクロージングまで一通りのセオリーが詰まっています。それだけではなく、営業哲学やお客様からの抵抗の切り返し方、極意まで「神様」の頭の中を垣間見ることができます。
そのセオリーやテクニックを自分で使ってみるのも応用してみることも自由ですので、この本にはお値段以上の価値があるのではないでしょうか。
「お願い」しなくなると仕事がしやすくなる
おすすめする理由の2つ目は、「お願い営業」から脱却することでとても仕事がしやすくなることです。
営業という仕事が面白くない人の特徴
「今、営業の仕事されてて面白いですか?」と突然質問されたとき、皆様はどのように感じるでしょうか? 「営業だから仕方ない」とか「正直面白くはない」と答えた方は以下のような毎日お送られているのではないでしょうか。
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お客様に「お願いします」と頭を下げ、契約してくださったら「ありがとうございます」とまた頭を下げる日々
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実績は水物で、達成できる月もあればどん底の月もある
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お客様のところに行って雑談するのはいいけど、商品の話になると憂鬱
このような想いで仕事をしていると正直絶望してしまいますよね。
営業という仕事が面白い人とは
では営業を「面白くてやりがいがある!」と前向きにやられている方はどのような考えなのでしょうか。
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お客様に「お願いします(売ってください)」「(売ってくれて)ありがとうございます」と言われる!
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目標はコンスタントに達成でき、実績が多少の増減はあるが基本右肩上がり!
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お客様のところでの雑談も商談も楽しい
このように絶望の日々とは真逆です。
お願い「される」営業になるとどうなるか
お客様の方から「お願いします(売ってください)」「(売ってくれて)ありがとうございます」と欲しがってもらえるようになると当然実績も上昇しますし、売り込みに行っていないのでお客様のところに行くのが快楽になりますよね。
このように、お願い「する」のではなく、「される」営業マンになると、数字面やメンタル面にも良い結果をもたらしとても仕事がしやすくなります。
「売ってあげる営業になる」方法を学べる
書籍の評価は賛否両論ですが、ハウツー部分はともあれ私はこの「営業マンはお願いするな」というフレーズはまさしくその通りだと思っています。
少なくとも「売ってほしいな」とお願いされるほうに回れたなら、「営業」という仕事が数字面でも精神面でもとてもラクになるのではないかと思います。
『営業マンは「お願い」するな!』には、「お願いしない営業になる方法」「売ってあげる営業になる」メソッドがいっぱいです。すべて自分に適用できなくとも、悩める営業マンを導いてくれるのは確かでしょう。
『営業マンは「お願い」するな!』は賛否両論の1冊
引用先:楽天ブックス
前述のとおり、著者は「営業の神様」といわれる加賀田晃さんです。
加賀田さんを知らなくても「契約率99%」という数字を見れば、驚異的な実績をたたき出した方だということはわかると思います。
価格
単行本:1,430円(税込) 電子書籍:800円 *2022/8/31現在
実際読んだ方の感想
【良いレビュー】
営業の方法が熱く語られていました。特に印象に残ったのは、営業に行った場合、お客様に時間を割いてもらうのに何も提供できないのであれば、お客様の時間を無駄にしただけになるので、必ず売ってあげないといけないということでした。とても参考になりました。
【悪いレビュー】
やっていることは悪徳商法に近いです。
買う気がない人に試乗だけさせて、降りるときには支払方法の話をし、契約書に値段を書きすすめていくところには悪意を感じました。引用元:楽天ブックス
このように意見が大きく分かれます。レビュー全体を見ていると、低い評価の方は「心得は理解できるけれどもやり方はどうなの?」と思われる方が多いようです。
しかし「どうも営業が肌に合わない」「売れる営業のテクニック的な部分を知りたい」とお悩みの営業マンも多いはず。
無理せず参考になる部分を吸収するだけでも今までと違った行動がとれると思います。
もちろん「自分で考えたことは全てやっている。さらに契約率を上げたいんだ!」という向上心の高い方にも、ブレイクスルーのきっかけとなり得る1冊でしょう。
こちらの記事でも営業マンにおすすめの本を紹介しております。ぜひご覧ください!
全ての営業に共通する「営業哲学」~営業とは何か~
「営業の神様」と呼ばれる著者の加賀田晃氏は『営業マンは「お願い」するな!』の中で、一番先に「どう考えたら売れるのか?(哲学)」を示しています。
「どうしたら売れるのか?(方法)」は書籍の中で「こういうときはこう!」「このフレーズは使ってはいけない!」ということまで具体的に書かれているので、ここでは考え方だけをご紹介いたします。
どう考えたら売れるのか?
「自分がよいと信じた物を 相手のために 断りきれない状態にして 売ってあげる 誘導の芸術である」
これが加賀田氏の考え方です。
「そうそう!その通り!」という人も、「いやーわかっちゃいるけどなかなかね…」という人も、「なんのこっちゃさっぱりわからん!」という人もいるかと思いますので、もう少し深堀してみましょう。
【お願いするな】とは具体的にどういうこと?
要は
- 「商品」に自信を持ち
- 自分より先に相手を満たし(問題を解決し)
- お客さんが断らないように説明し
- 「商品」を買ってもらうのではなく「メリット」を売ってあげる。
- そのゴールを自分が導く。
ということです。加賀田氏の「どうしたら売れるのか?」は全てこの考え方が軸になっています。
商談が苦手な方は「問題解決」を最優先に考える
商談が苦手だという方は、「商品」を買ってもらおうとしているからかもしれません。
商品を売るのではなく、「お客様が抱えている問題を解決するためにはどうすればいいか?そのために何を提案してあげるべきか?」を最優先に考えれば、商談は苦手なものではなくなります。
商談は「お互いにとって問題解決のための有意義な時間」と捉えることができれば、「無理やり契約なんてさせませんよ。お客様が決断してください。ですが私の話を聞いて問題解決になるのであれば、契約しない理由はありませんよね?(契約して当然でしょ?)」と視点が変わってくると思います。
まとめ
『営業マンは「お願い」するな!』の評判や著者の加賀田氏、そしておすすめする理由をご紹介してきました。
まとめるとこのようになります。
- 加賀田晃氏は「営業の神様」といわれ、書籍ではその思考を垣間見ることができる
- 「お願い営業」をしなくなると仕事がしやすくなる
- 書籍は賛否両論だが一読の価値はあり
- 営業が苦手な方は、「商品を売る」のではなく「問題の解決をする」に思考をシフトチェンジしてみると苦手ではなくなる
営業を苦痛に感じている方にはぜひこの本を読んでいただき、活用できる部分があれば積極的に活用していただければと思います。
そして「営業の仕事って悪くないよな」と思ってもらえるようになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。