こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
営業マンの中には営業の仕事がつらいのにそのまま続けてしまったせいで、体調を崩してしまったり社会不適合者だと自分を追いつめてしまうことがあります。
自分は今の営業の仕事に合っているのか迷いがある人は参考にしてください。
・営業に向いてないと感じたまま、働いた営業マンの末路
・営業に向いていない人の特徴
・今の営業の仕事が向いているかの判断基準
目次
営業に向いてないと感じたまま働いた営業マンの末路
営業職は入退職が他の業種よりも多く、常に人手不足な会社が多数です。
人手不足を理由に辞められなかったり、時間外の労働を強いられている人も多いでしょう。
今の仕事に向いてないと思いながら働いてしまったら最悪どうなってしまうのか?
- 営業活動に身が入らず、成績も評価も下がる
- 希望していない他部署への移動・地方や他店への左遷
- 会社外での人間関係の破綻
- 精神面や身体にネガティブな変化が起きる
営業活動に身が入らず、成績も評価も下がる
自社に不満や疑問があると、顧客に売り込めなかったり製品の良さをアピールしにくくなります。
だんだんと仕事に行くのも嫌になり、その製品を売ろうとする自分のことさえも信じられなくなっていきます。
ですが自社の製品を売らなければ成績は下がり、会社からの評価も落ちてしまいます。
営業職の中でも辛いといわれる営業タイプをランキングでまとめたこちらも参考にしてください!
希望していない他部署への移動・地方や他店への左遷
今の支店や部署でお荷物扱いになると、ハードワークな部署への移動や人の足りていない地方や支店への左遷の可能性もあります。
誰も知らない土地での生活はメンタルもやられますし、部署移動は今以上に体力仕事が増えたり時間外労働が増えることもあります。
会社外での人間関係の破綻
仕事がうまくいっていないと、会社内だけでなく会社外でも人間関係がこじれたりします。
時間外労働や休日出勤から夫婦や子供との時間がとれず離婚につながったり、友人とも時間が合わず会う機会が減り疎遠になったりと、仕事外に影響が出てしまうことも多々あります。
気づいたら傍に誰もいなかったとならないようにしましょう。
精神面や身体のネガティブな変化
仕事に行きたくなくても、会社に行き続けた営業マンの身体に起きる変化についてお話しします。
これはうつ症状の兆候でもあるので、当てはまる方は病院の受診も検討しましょう。
- 夜眠れない・朝が怖い
- 食欲がない・食べていないと落ち着かない
- 判断力の低下・意欲の低下
精神状態の悪化による症状は人によって様々ですが、多くの方に当てはまるのが3つの症状のどれかです。順番に解説していきます。
夜眠れない・朝が怖い
次の日の仕事を考えると夜眠ることが怖くなり、朝起きても憂鬱な気分でだるくて起きられないことや翌日の仕事を考えると、不安や焦燥感で動悸がして寝付けない場合もあります。
途中で何度も目が覚めて、眠った気がしなく身体の疲れが抜けないと感じる人も。
仕事が楽しいと感じられていれば、多少の不安はあれど会社から離れている時間はリラックスできているはずです。帰宅しても全く休めていないと感じるのであれば注意しましょう。
食欲がない・食べていないと落ち着かない
食事を摂ることが面倒と感じたり、食べても味がしない。おいしいと感じないときも要注意です。
食べ物の匂いで吐き気がしたり、食べても下痢をしてしまうこともあります。
逆に何かを口にしていないと落ち着かないというのも、ストレスが溜まっている証拠です。
急に体重が増えたときも注意しましょう。
判断力の低下・意欲の低下
意欲の低下とは何をしても楽しくないと感じたり、感情の起伏が不安定で泣いたり怒ったりを自分でコントロールできなくなってしまうことです。
判断力が低下すると自分がどのような状況に置かれていて、次にどんな行動をしたらいいのかわからなくなります。物事に優先順位をつけられなくなり、仕事の進行が大幅に遅れてしまうことも。
自分の状態が限界なのかわからないときは?現役精神科医の動画がわかりやすいです!
どれか一つでも当てはまり苦しんでいるのであれば、病院を受診しましょう。
営業に向いていない人の特徴
そもそも軽い気持ちで就いてしまうこともある営業職。
自分に向いていない仕事であれば苦しく感じるのは当然です。
自分のペースで仕事をしたい
会社勤めであれば、自分だけではなく周りの作業ペースに合わせて行動することを求められます。
特に営業は新規顧客の獲得に大きな役割を担いますので、会社全体の売り上げや成績に直結する仕事です。
単独行動では他チームの迷惑にもなりえるため、自分のペースで仕事を進めていきたい・独自の方法で進めたいなど会社の方針と合わない場合は窮屈に感じるかもしれません。
数字に迫られることが感覚的に苦手
ノルマがないと求人広告には掲載されていても、実際にはノルマのようなものが存在する営業職がほとんどです。
目標達成のために訪問数やテレアポ数など明確な数字が決められているところがほとんどのため、数字に追われることで焦ってしまう、不安な気持ちになるなど感覚的に合わないと感じる人もいます。
特に新入社員は営業職へ入社から30%が早期退職すると言われています。
その理由とデメリットについては、こちらの記事が参考になります!
上下関係が苦手・同僚との競り合いが苦手
上司と関係が悪いと別の同僚の方が大事にされていると感じたり、自分にだけ評価が厳しいと感じたりなど
信頼関係をうまく築けないトラブルもあります。
同僚とも仲間でありながらライバルでもありますから、比べられて悔しい経験がある人もいるのではないでしょうか。
また、後輩がデキる人だと嬉しい反面焦りも感じます。
このように上下関係を常に意識しながら働く環境ですので、個々で黙々と作業をしたい人には向かないかもしれません。
初対面の人と話すのが苦手
営業の職種によっては飛び込み営業や電話営業で、見ず知らずの人を顧客にする目的の営業方法もあります。
このような営業方法は、初対面の人と話すのが苦手な人にとっては苦痛でしかないでしょう。
営業は好きだけど初対面の人に毎回合うことが苦痛であれば、営業方法の違う営業職も視野に入れましょう!
今の仕事が向いているかの判断基準
今の仕事の中で、好きな仕事と苦手な仕事に分別してみよう
仕事の内容を好き・苦手に分別して好きな仕事の方が多ければ好きではない仕事をカバーできます。
もし好きな仕事が思いつかなかったり、好きではない仕事の方が多くあれば今の仕事が向いていないかもしれません。
【好きな仕事・集中してやり遂げられる仕事】
(例)
- 初対面でも楽しく会話ができる
- ライバル製品や顧客のリサーチ
- プレゼン・商談
【好きではない仕事・考えるだけで憂鬱になる仕事】
(例)
- 新規開拓のための営業
- 飛び込み訪問
- 顧客のアフターフォロー
- 請求書、納品書等書類の作成
このように好きな仕事と苦手な仕事を分けて意識すると、今の仕事がつらくても好きな部分があることや
苦しいと感じる仕事しかしていないことを明確化できます。
こちらの記事ではより詳しく、仕事の問題を分別する方法が紹介されています!
自分にとってのブラック企業どうか判断してみよう
あなたが社会経験の浅い新人営業マンか、転職後に今の営業職に就いたのかどうかで
あなたにとってのブラック企業かどうか変わります。
・教育環境が整っていない
・すぐに結果を求められる
・成績が悪いと自腹で払わされる
周りが年配ばかりや中途採用しか採用のない会社だと、新人教育のシステムが整っていないことがあります。
毎日手が空いている人が教育係となると、違う人に教わったときにどの方法が正解かわからなくなり新人側には迷いが生じますし、教育係も慣れない役割に困惑するでしょう。
・契約には明記のなかった夜中までの残業や、休日出勤が当たり前
・営業職経験アリだからといって、目標とされるノルマが高すぎる
中途採用の営業マンであれば、前職より良い条件だと期待して転職したはずです。
営業経験があるからといって他に顧客を抱えている同僚と同じノルマを課せられたり、転職契約時とあまりにも違う時間外労働を強いられると、自分の体力や家庭が崩壊する可能性もあります。
退職を決めたら?考えておくこと4選
これは勤務先へのマナーと、自分を守るためにもなりますよ!
退職を決めたら退職届を会社に提出する前に、予定を組み立てておく必要があります。
なぜならタイミングによっては最終出勤の月は給与がでないことや、ボーナスが丸々カットになる可能性があるからです!
会社もあなたの担っていた仕事の振り分けや、顧客への対応等予定外の仕事が増えるわけですから社会人の最低限のマナーとして、急に辞めて迷惑をかけることのないように準備をしておきましょう。
【準備の内容はこちら】
- 最低限でも辞める2か月前に伝える
- 引継ぎの期間を逆算して、必要な期間を決める
- 辞める理由と、辞めた後の行動を決めておく
- 転職の準備をする
最低でも辞める2か月前に伝えよう
辞めたい日の1か月前に申し出ると色々と理由をつけて引き延ばされてしまう可能性もあり、その後のご自身の計画が狂ってしまう可能性があります。
あらかじめゆとりをもって退職届を準備しましょう。
引継ぎの期間を逆算して必要な期間を決めよう
退職することで顧客に迷惑がかかることを避けるため、引継ぎにどれくらい時間がかかるのか先輩や同僚に相談してでもいいので必要な時間を確保しておきましょう。
辞める理由と辞めた後の行動を決めておこう
ネガティブな退職としないために、辞める理由と辞めた後の行動を考えておきましょう。
職業訓練校も視野にいれておくといいかもしれません
お住いの地域で開講されている、職業訓練を検索するなら
引用元:ハローワーク インターネットサービス
転職の準備をしよう
退職前から転職エージェントに登録をしたり、必要な手続きを知っておきましょう。
現在の貯金額と退職後にもらえるお金について知っておき、いつまでに再就職が必要か計算しておくと安心材料になります。
まとめ
営業に向いてないと感じたまま働いた営業マンの末路をまとめます。
- 営業活動に身が入らず、成績も会社からの評価も下がる
- 希望していない他部署への移動・地方や他店への左遷の可能性
- 会社外での人間関係の破綻
- 身体やメンタルの不調が現れる
このように、自分に合わないと感じたまま仕事を続けた末路は悲しいものばかりです。
あなたを大切にできるのはあなた自身です。
今の仕事の中でやりがいを見つけることも、新しい仕事にチャレンジすることもあなたが決めていいのです。
今日という日はもう二度と訪れません。
後悔のないよう毎日を過ごせるよう応援しています。
最後までお読みいただいきありがとうございました。