こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
日々頑張っている営業マンのみなさん!営業マンにとって【言葉】はとても重要ですよね。より良い営業トークができるように頑張っていますもんね。
しかし、「営業マン」という言葉、肩書そのもので営業成績が落ちているとしたらどうでしょう?
営業マンを別の言葉に言い換えるだけで、営業成績が上がるかもしれません。最も身近な言葉について考えずに、そのまま放置していて良いのでしょうか?
この記事では、営業マンを言い換えた【好印象な肩書】について、解説します。
昨今は男女平等の観点から、営業マンという言葉も見直しの動きがありますよね。この機会に是非一度、ご自身の肩書が武器になるよう見直してみましょう!
目次
「営業マン」は言い換えた方がいい
結論としては、お客様に対しては、営業マンは別の言葉に言い換えた方が良いです。営業マンという言葉を使っているために、営業成績が下がっている可能性があります。
理由①営業マンという言葉が与えるマイナスイメージ
営業マンという言葉が持つ「売りつけようとしてくる」イメージが、お客様を身構えさせます。
最初から肩書でマイナスを作っているため、お客様によっては、より話すことを嫌がられ、売れづらくなります。
理由②ジェンダーの問題
「営業マン」は、実態は別として、字面だけ読めば男性に限定する職業名になっています。
男女の性別による差別をなくすことが非常に大切な時代で、一方の性別のみを表す職業名は使用しない流れがあります。一昔前はごく普通に使われていた【看護婦】【ホテルマン】などの言葉には、読者の方も違和感を感じるのではないでしょうか。
営業マンは看護婦などに比べると、現時点ではまだ違和感が少ないと思います。しかし、営業マンという言葉にも、世の中は徐々に違和感を感じつつあります。
実際、求人サイトに求人を載せる時、営業マンという表現を単体で使うことが禁止されていたりします。営業マン(男女)などと表記することが求められています(参考:en人事のミカタ 【求人情報のNG表記】男女雇用機会均等法に基づく表現)。
好印象な言い換えで良いイメージを
営業マンという表現が「売りつけようとしてくる」ことを連想させてしまうとすれば、お客様がより「話したい」「買いたい」と思えるような言葉を使う必要があります。
人は言葉から内容をイメージしている
人は普段、言葉の印象からその内容を連想しています。肩書を見聞きしたとき、どんな仕事をする人か無意識にイメージしているのです。
マイナスイメージを連想させれば売れませんし、何か良いイメージを連想させれば売れやすくなります。
そういった理由から、芸能人やYoutuberなど、自分自身が商品になる人は、肩書の表現を工夫しています。
営業マンも自分自身が商品という面が強いです。「営業マンは自分自身を売り込め」といいますよね。肩書にはこだわりましょう!
【さらに好印象を与えたい方へ】
言葉からだけでなく、人は見た目からも内容をイメージしますよね。見た目をより好印象にしたい方は、下の記事も読んでくださいね。
「営業マン」の最も好印象な言い換え
それでは、最も良い連想をしてもらえる言い換えについて紹介します。
最も好印象な言い換えは【コンサルタント】
営業マンを【コンサルタント】と言い換えると、最も連想されるイメージがいいです。お客様が喜んで会話してくれることが増え、商品が売れやすくなります。
コンサルタントは、課題を聞き出してはっきりとさせ、解決のための提案やアドバイスをする仕事です。
【コンサルタント】で売上が上がる理由
コンサルタントという言葉からは、「お客様の話を親身に聞いて、お客様にあった提案をしてくれる」ということが連想されます。最大の問題である、営業マンという言葉がもつ「売りつけようとしてくる」ことは連想されません。
その結果、お客様が「自分の悩みを聞いてほしい」「もしかすると解決してくれるのではないか」という思いになることが増えます。お客様にとって、営業マンと話すことがメリットのあることになるのです。
お客様の層が年配の方である場合など、状況によっては、【営業マン】のままか【営業スタッフ】【販売員】程度の表現に留めておくことも考えましょう。
【コンサルタント】が何をしてくれる人なのかわからないと思われることが増えます。また、急に訪問してきて「コンサルタントです」と言われると、怪しまれる可能性もあります。
その他の言い換え表現
営業マンを言い換えた表現は他にもたくさんあります。
お客様の層や自身の販売スタイルに適している場合は、他の表現に言い換えてみてもいいですね。いくつか例を挙げておきます。
- セールススタッフ
- PRスタッフ
- 相談員
- パートナー
- プランナー
- コーディネーター
など
実態が伴わない言い換えは逆効果
言い換えた肩書に実態が伴わないと、不信感を抱かれ、営業成績が下がってしまいます。
肩書に実態が伴わないと信頼がなくなる
コンサルタントですから、「お客様の課題を聞き出し、解決できる商品を提案する」という姿勢を大切にしましょう。
肩書に対して言動・結果がかけ離れていると、お客様は不信感を抱きます。
例えば、
- 買ってもらおうという強引な言動を感じる
- 喜んで提案に乗ったはいいものの、良いように言い過ぎであり、実際は課題が解消されない
などとなってしまうと、逆効果です。
もちろん、元々そのような営業はしていない方が多いとは思います。しかし、意図的でなくても売上目標が厳しかったり、実力不足からそのような営業をしてしまうことはあるでしょう。
実態の伴った一流営業マンになろう!
そもそも優秀な営業マンがやっていることは、コンサルタント的な面が強いように思います。
決して押し付けたりせず、しっかりとヒアリングをします。そして、お客様の悩みや課題を解決できるように提案し、買いたいと思わせますよね。
「コンサルタント」と名乗る第一歩としても、肩書は変えられないけど営業成績を上げたい方も、下の記事のやり方で営業提案書を作成してみましょう。「話したい」「買いたい」と思ったもらえることが増えますよ。
また、リクルートで営業成績全国1位を獲った営業マンは、お客様に8割話してもらって自分は2割しか話さないスタイルでした。参考にしてみてください。
好かれる話し方→相手を主役にする
1.会えて嬉しいと伝える
2.相手の関心にフィットするネタを仕入れる
3.8割、話してもらう
最高の表現がスラスラ出てくる営業マンになる
肩書の言い換えだけでなく、営業トークでもより魅力的な表現を使って、人を惹きつける営業マンを目指しましょう!
ネガティブに捉えられかねない表現を、知らず知らずのうちに使っていませんか?好印象を与える表現への言い換えについては、次の本が参考になります。
▼概要
作品名 | よけいなひと言を好かれるセリフに変える 働く人のための言いかえ図鑑 |
著者 | 大野萌子 |
価格 | 1,540円(税込)2021年9月時点 |
出版年 | 2021年9月6日 |
内容 | ベストセラーの第二弾。仕事編。 「お客様と話す」「クレーム・苦情対応」「取引先・接待」など、シチュエーション別によけいなひと事の言いかえを紹介。 |
▼良いレビュー
1年前に出版された『よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑』の続編ですね。
今回は、それぞれの”働く場面”で口にしてしまいそうな言いまわしのトゲを抜く、実用的な”言いかえ”を教えてくれます。
この本では、112の言いかえを教えてくれます。
前著にも共通しますが、”言いかえ”方を覚えるというよりも、それぞれの”言いかえ”について、著者・大野さんが解説してくれる”考え方”を理解することで、いろいろな場面で応用できるようになるのではないでしょうか。
引用:Amazon
※悪いレビューは、発売後間もないためまだありません(2021年9月現在)。
言葉の表現だけではなく、その他の会話技術や姿勢も大切です。次の記事で様々な着眼点から学び、最高の営業トークを手に入れましょう!
まとめ
「営業マン」は「コンサルタント」と言い換えましょう。お客様に好印象を与え、身構えられずに話せるようになります。商品を買ってもらえることも増えるでしょう。
ただし、コンサルタントを名乗るからには、お客様が「悩みを聞いてくれて、解決のために提案してくれた」と感じるような姿勢で臨みましょう。
- 営業マンという言葉は「売りつけようとしてくる」印象を与える。
- 営業マンを「コンサルタント」と言い換えることで、話ができ売上も上がる。
- 言い換えた肩書に実態が伴わないと、不信感を与える。
肩書も営業トークも、魅力あふれる表現を使いこなし、人気の営業マンになられることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!