こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
皆さんの会社は朝礼をしていますか?朝礼は多くの会社で取り入れているケースが多く、営業職では特に欠かせません。そして朝礼と言えば必ずついてくるもの、それは「一言スピーチ」です!
しかし、朝礼での一言スピーチはやり方やコツさえ理解してしまえば全く怖くありません。
憂鬱で苦痛な朝礼のスピーチを前向きで有意義なものに変えていきましょう!
目次
営業職がおさえるべき朝礼のスピーチ内容【例文・ネタ例有】
・朝礼で話すネタはなんでもOKだが、仕事に関する話のほうが良い
・話す内容は「気づき」「理解」「理解した上での抱負」をしっかり織り込んで話す
・会社の上司や同僚を登場人物にし、とにかく褒める
朝礼スピーチ【文例】
一つ天気ネタで例を出してみます。
おはようございます!今日はいい天気ですね!一日晴れが続く予報ですので、傘は必要ないかもしれません。傘といえば先日こんなことがありました。
今日と同じように気持ちよく晴れていた日に、傘を持たずに〇〇先輩と営業に出かけました。
しかし晴れていた空が一転、急に曇り始めて一気に大雨に…
これではずぶ濡れだと思った時、〇〇先輩は普段通らない建物の中や地下を通るルートで営業先まで連れていってくれました。
「ここまでこんな風に来られるんですね・・。なんでこんな道知ってるんですか?」と聞いたところ、「今日みたいに突然雨が降ることもあるから、少し遠回りだけど雨用のルートも把握してあるんだ」と。
その後、営業先でもお客様からの問い合わせの前に、必要な資料などをしっかりと準備していた〇〇先輩を見て、目の前の事だけでなく、予期せぬ事態にも対応できるようにしっかり準備をすることの大切さを実感し←(気づき)、「予測と準備は本当に大事なんだな」ということを再度実感しました。←(理解)
それと同時に、〇〇先輩の仕事ぶりに心を奪われ顧客以上に先輩に見惚れてしまいました。←(先輩を持ち上げる)
今後、〇〇先輩のようにどんな状況にも対応できるよう、予測と準備を怠らないようにしたいと思います←(理解した上での抱負)
以上です。
流れにパターンを作る
いかがでしょうか?「気づき」「理解」「理解した上での抱負」をしっかりと話に組みこむことでパターンを作ることができますし、パターンが安定してくれば他のネタでも同じように応用することが可能です。
例のように登場人物に会社の上司を出すと興味を持って聞いてもらえますし、上司も褒められて良い気分になるので効果抜群です!
仕事の話を絡める
誰かのスピーチなどを聞いていて、「興味ないなぁ」とか「自分には関係ない話だ」と他人事のように感じ聞いているふりをしたことはありませんか?
実はこのような状況になるのは必然で、聞く方に興味のない話や関係のない話は聞いていてつまらないのです。
会社での朝礼で話すわけですから、みんなが共通して興味があり関係がある話は仕事の話になります!先程の例文も天気をネタに切り出していますが、中盤から終盤にかけては仕事の話です。
朝礼スピーチ【ネタ例】
朝礼で話すネタはなんでも良いとは言いましたが、毎日スピーチをしているとだんだん何をネタにしようか悩む時もあると思います。
そんな時に使える朝礼での一般的なネタをご紹介しますので、ぜひ使ってみて下さい。
・天気ネタ
・ニュースなど時事ネタ
・趣味ネタ
・体調や健康ネタ
・記念日ネタ
・季節ネタ
・仕事場の話
・友人知人の話
挙げればキリがありませんが、このようなネタは朝礼で一般的に使われやすいネタになります。
しかし大事なことなので繰り返しますが、どんなネタを使ったとしても「気づき」「理解」「理解した上での抱負」の順番で話すことは心がけ、最終的には仕事を絡められるような話にしてください。
そうすることで朝礼という場にふさわしく、有意義で意味のある内容になってきます。
こちらの記事で、相手の心を和ませる会話術「アイスブレイク」について詳しく紹介しております。スピーチに活かせる部分もありますのでぜひご覧下さい!
こちらの動画では朝礼スピーチのコツを紹介しております。ぜひご覧ください!
スピーチで緊張を和らげるためのコツ
朝礼で話すべきスピーチ内容はご理解いただけましたか?
なぜ人前で話をする時に緊張してしまうのか?
実は、人前で話をする時に緊張するのは正常な身体の反応なのです。
と思ってしまうかもしれませんが、緊張をある程度コントロールすることは可能です。そのためにまず緊張の原因を理解するところから始めましょう。
人前で話をする時に緊張する原因には主に3つの要因があります。
・準備ができていない
・自分をよく見せようとしている
・周りの目を気にしすぎ
しっかり対策について確認していきましょう。
緊張して上手く話せない場合の対策
上記にあげた、緊張して上手く話せなくなってしまう場合の対策は以下の3つです!
①何を話すか事前に決めておく
②上手く話そうとしない
③周囲を必要以上に気にしない
対策① 何を話すか事前に決めておく
ぶっつけ本番は不安感も重なり緊張に直結してしまいます。何事も練習もなしに本番を迎えれば不安になるのは当たり前ですので、事前にしっかりと何を話すか準備をしておきましょう。
対策② 上手く話そうとしない
緊張しやすい人の特徴の一つに、「自分をよく見せたい」と必要以上に張り切ってしまうことがあります。
あなたの朝礼スピーチを評価をするのは【話を聞く側】ですので、自分をよく見せようとする思いは控えめにして、相手目線の話をすれば上手く話そうという心理はなくなってきます。
対策③ 意外と周囲は覚えてないので、必要以上に気にしない
皆さんは一週間前の朝礼で誰がどのような話をしたか覚えていますか?
仕事上の重要な情報や、非常に特徴的で印象に残ったことは覚えているかもしれませんが、意外とすぐに忘れてしまうものです。
周りの目を必要以上に気にしないことは緊張をコントロールする上で大事なコツの一つです。
こちらの動画ではスピーチに限らず、商談前に緊張してしまう営業マンに向けた「緊張しなくなる」コツについての動画です。ぜひご覧ください!
そもそも朝礼って何のためにやるの?
そもそも朝礼って何の目的があってやっているのかご存じですか?
一般的な朝礼は以下のような目的があって行われています。
- 情報の共有
- 作業の進捗確認
- 社長からの激励
- 目標を発表
なぜ「面倒だな」とか「参加したくない」となってしまうかといえば、朝礼の目的というものを具体的にイメージできていないからです。目的をしっかりと理解して朝礼に臨めば「有意義な時間だった」「やる気が出てきた」と思うことでしょう。
それでは最後に「朝礼の目的」を紹介させて頂きます!
朝礼の4つの目的
朝礼は大きく分けるとこのような4つの目的があって行われています。
①仕事のベクトルを合わせる
②情報の共有
③問題の解決
④モチベーションを上げる
目的① 仕事のベクトルを合わせる
人はそれぞれで考え方が異なるので、組織であればその考え方の方向性(ベクトル)を合わせなければいけません。
社長が「売上を上げろ!」と言ったとします。
・Aさんは「よ~し!値上げだ値上げ!!」
・Bさんは「ふむふむ。それならば今より2倍の数を売れば問題ありませんね」
・Cさんは「えぇ・・・?!売上多少ごまかして報告しよう・・・。」
このように三者三様の考えになってしまいます。
しかし、社長が「販売個数を50%上げることができれば会社としての目標が達成できる。そうすればボーナスも50%上げることができる!みんなで頑張っていこう!!」と言えばどうでしょう?
全社員が販売個数をいかにして50%上げていくべきか考えるでしょうし、具体的な数字のためごまかしたりすることもなくなるでしょう。
極端な例でしたが、ベクトルを合わせると【みんなが同じ方向を見て仕事をする】ので効率も上がり結果が出やすくなります。
目的②情報の共有
もう一つは情報の共有です。「Aさんは知っててBさんは知らない」「これはあの課長しか知らない」などでは必要な情報が共有できずに仕事も効率良く進みません。
もちろん一部の社員が認識しているだけでいい情報などもありますが、全員が知っていたほうがいい情報は共有した方が当然効率的です。
目的③問題の解決
一人ひとりが抱えている問題を朝礼で解決できれば、一日の仕事がスムーズに進みます。
「どうしよう、どうしよう・・・。」と一日が始まるより、「なるほど、こうすれば解決するんだな。やってから営業でかけよう」となった方が絶対に効率良く仕事が進みますよね。
目的④ モチベーションを上げる
「やる気を出す、モチベーションを上げる」ということは当たり前のことですがとても重要です。朝からプラスの心理状態を作ることで、その日の生産性や営業で大事なコミュニケーション力も高まります。
朝礼の目的をしっかり意識する
朝礼はこのような4つの目的があって行われています。
朝礼の成果の確認や実施状況を管理できるのであれば、一度この目的が達成できているかを確認することをおすすめですし、管理できる立場にない方も、この目的をしっかり意識することで自分に必要な情報を、自ら行動して吸収するようにしてみましょう。
まとめ
朝礼でのスピーチについて説明いたしました。
まとめるとこのようになります。
・話す内容は「気づき」「理解」「理解した上での抱負」をしっかり織り込んで話すようにしよう!
・ある程度スピーチのパターンを考えてみよう!
・全員が共通して興味のある「仕事の話」を絡めるようにしよう!
・緊張するのは普通!その緊張は準備や考え方でいくらでも緩和できる!
・目的をしっかり意識して朝礼に参加しよう!
朝礼を「めんどくさい」「やる意味あるのか?」と思っていた方もいたかと思います。ですが、やる意味や目的を理解できた今なら、朝礼でのスピーチに対する考え方も変わってくると思います。
紹介したコツを活かし、暗くよどんだ雰囲気を吹き飛ばすスピーチをして、朝礼をより有意義なものに変えてしまいましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!