こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
皆さんはプレゼンの用意に困ったりすることってありませんか?プレゼンとは営業マンにとって避けては通れない難関です。
苦手意識を持つ人も多いでしょうが、それはプレゼンのコツを説明してくれる人が今までいなかったからです。
本記事を読めばプレゼン資料の作り方から当日の話し方まで全て網羅できます。例文と共に解説していきますので是非ご覧ください。
目次
プレゼン資料から作るのはNG!まずは構成から!例文で解説
何故構成が大事なのか
パワーポイントなどでいきなり資料を作り始める、これは多くの人がやってしまうミスです。
皆さんも資料を作ろうとしても中々進みが悪いという経験がある筈です。
それは何を書きたいかが自分の頭の中で整理されていないのが理由です。
大事なのは相手に何を伝えたいかを整理すること。その内容は皆さんの頭の中に既にあるのです。
引き出された自分の考えを整理する事こそが構成を作る第一歩。
下記の投稿でも先ずは構成から始めるという事を語っております。
構成の作り方
それでは構成の作り方を解説していきましょう。
ここが肝なので要チェックです。
箇条書き
まず用意するのものは紙とペンです。もしくはパソコンでテキストかワードを開いてください。最初にすべきことは自分の頭にある考えをひたすら書き留める事です。
当然ですがこの時点では考えは整理されていませんので、まずは箇条書きからです。ここで大事なのは話の流れだとか、表現方法などは一切考えないこと。
とにかく頭の中にある情報を全て絞り出すつもりで書き留めましょう。
情報を整理する
一通り情報を書き留めたら、ここからは内容を整理するフェーズです。
書かれた情報を見返してください。バラバラな情報の中であってもそれぞれ属性がある筈です。
その属性毎に情報をグループ分けしてみましょう。これだけでも大分まとまった構成になります。そして各属性のグループを改めて見返して情報量が足りていないグループには書き足していきましょう。
そして大事なのはグループ毎に見出しを付けていく事です。これがプレゼン資料各スライドのタイトルになります。
具体的な例を挙げましょう。
【例文】
「商品Aの●●な魅力」
「商品Aの〇〇な活用イメージ」
「商品Aこれまでの導入実績」
このようにタイトルまで付けられれば、既にある程度まとまった文章になっていると思います。
構成において大事なポイントを3つの項目から解説!
出だし
出だしは資料の顔と言っても過言ではありません。いわゆる掴みの部分にあたりますので、ここをどう見せるかが重要になります。
ありきたりな表現では誰も興味を持ってくれません。大事なのは興味を持たせる掴みです。
【例文】
「この商品Aには〇〇なデメリットがあります。」
まさかプレゼンで商品のデメリットから話が始るとは誰も思わないでしょう。あくまで一例ではありますが、予想外の出だしから始まることで相手の興味を引くことが可能です。
主題
主題では一番伝えたい事を書かなければなりません。そうなると様々な情報を詰め込もうと考える方も多いのではないでしょうか?
多くの情報を伝えようという気持ちは素晴らしいものですが、それよりも大事なのは相手に伝わるかどうかです。どんなに素晴らしい情報も相手に届かなければ何の意味もありません。
【例文】①
「商品A 3つの特徴」
このように最初に数字で示すのも伝わりやすいポイントです。印象に残りやすいので相手側の担当者が社内共有する際にも説明が簡単になります。
【例文】②
「商品Aをオススメするユーザー」
ターゲットを明確にしておくことも大事です。具体例を挙げることで相手側がより共感を持ってプレゼンを聞いてくれるようになります。
締め
プレゼンにおいて最後の締めは相手にこちらの熱意を伝えるポイントです。終わり良ければ全て良しという言葉がある通り、最後の印象が良ければ全体的な印象も良いイメージで締めくくる事ができます。
特に重要なのがこのプレゼンの後にどう進めて行くのかという次のアクションを明示することです。そこを曖昧にしていると相手の判断が進まないものです。
【例文】
「期間限定!今購入されるお客様には20%オフでご提供いたします。」
このように直ぐに商品を購入しないといけない動機を用意するなど、次に何をしなくてはいけないかを明確にするのが重要です。
過去の記事でもプレゼン資料作成時のテクニックを解説しておりますので是非ご覧ください。
デザインセンス一切不要!プレゼン資料の作り方!
デザインに凝りすぎない
プレゼン資料を作成していると、ついついデザインに拘ってしまう方も多いと思います。気持ちはよく分かりますがプレゼン資料において大事なことは相手に理解してもらうことです。
内容が優れていれば、オシャレなデザインを追求する必要はありません。
オシャレなデザインにしたければプロに外注すれば良いだけです。皆さんは営業マンであってデザインのプロでは無いのです。
読みやすさ重視
プレゼン資料は分かりやすさが大事です。なるべく余計な要素を入れない事が重要です。
【要注意ポイント】
・色使いに注意、複数の色を多用しない
・1ページあたりの文章量を調節する
・適度に画像やデータなどを差し込む
プレゼン資料では見た瞬間に内容が伝わる事が重要です。分りづらい内容では相手側にとってもストレスになってしまいます。
プレゼン資料における分かりやすさの重要性は下記動画でも説明されていますので参考にしてみてください。
話し方が重要!プレゼンの練習方法
プレゼンは資料をそのまま読んではいけません!
皆さんはプレゼンする時に資料に書いてある内容をそのまま読み上げていませんか?ただ書いてある文章をそのまま読むだけなら、営業マンが介在する意味がありません。
相手の気持ちになって考えてみれば分かります。営業マンからプレゼンを受けた時、いちいち資料内の文章を細かい所まで読み込むことはありません。ざっくりとした要点だけを理解しようと考える筈です。
つまり相手の視点に立って要点だけを説明する事がプレゼンにおいて重要ということです。
堂々と話すことが大事!
プレゼンで話すべきことを解説しました。続いては話し方になります。
話し方は非常に重要です、同じ内容でも話す人が違うだけで相手への印象も大幅に変わります。
堂々と話すポイント
簡単に堂々と話す方法を教えましょう。それはプレゼンの内容を覚えることです。
覚えるのは大変だと思われた方もいることでしょう。ですから先ほど要約することが大事だと説明したのです。
資料に書かれた文章を一字一句覚えるのは大変でしょう。しかし、ページ毎に要約するのですから難易度は一気に下がります。
自分の言葉で話す
資料をそのまま読まずに、自分の言葉でまとめましょう。実際に声に出してみるのが大事です。
資料の文章と自分の言葉では表現方法も変わってくる筈です。ここでポイントなのは必要以上に固い表現に拘るのではなく、自分の話やすい表現に変えることです。
勿論ビジネスの場なので最低限のマナーは必要ですが、ある程度噛み砕いた言い回しでも堂々と説明できるならそちらの方がオススメです。
声のトーン
ここまででもプレゼン時の印象はかなり変わってくる筈です。そして最後の要素になるのがこの項目です。
皆さんは営業時に声の強弱を意識したことはあるでしょうか?説明する時に声のトーンが一定だと、どこが重要なポイントなのかよく分からないものです。
特に重要で伝えたい個所の説明時にはトーンを高くするなどの工夫するとより相手に届きやすいプレゼンになります。
上記項目以外にも話し方を解説している記事がありますので是非参考にしてください。
まとめ
さて今回はプレゼンにおける構成の重要性と準備するまでの流れをご説明しました。例文を参考にして実際にプレゼンに挑みましょう。
それでは本記事の要点4つをまとめます。
- 構成の作り方
- 構成の重要ポイント3つ(出だし、主題、締め)
- プレゼン資料にデザインセンスは不要
- プレゼンの内容は要約して覚える