こんにちわ!こんばんわ!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!

さっそくですが、みなさんは「営業事務とは?」と聞かれてどんな仕事をイメージしますか?

avatar
Aさん
そういえば営業事務って具体的にどんな仕事をするか、あんまりイメージ湧かないなぁ…
avatar
なっちゃん
確かに「営業事務」って聞いても仕事内容までわかりませんよね。実は営業事務って色々な業務があるんですよ!

今回はそんな会社の縁の下の力持ち的な存在、営業事務についてご紹介していきます。これを読めば営業事務の仕事内容や給料、身につくスキルなどがわかりますよ!

それではいってみましょう!

スポンサーリンク

営業事務のお仕事内容

まず初めに営業事務のお仕事内容を紹介していきます。

営業事務ってどんな仕事?

営業事務の主な仕事を営業のサポート・バックアップをすることです。

サポートといっても営業と一緒に顧客に訪問したり、営業のアドバイスをしたりという営業自体のサポートではなく、外出していることが多い営業マンがクライアントとの交渉や商談などに集中できるように、社内での事務業務をサポートするのが主な仕事です。

なんでただ単純な事務作業をするだけではありませんね。営業が取り扱う商品などの理解をしておく必要があります。Twitterの先輩営業事務さんのつぶやきを紹介しますね。

具体的な仕事内容は?

会社や業種によって異なりますが、具体的には以下のような仕事になります。

営業事務の主な仕事

・見積書作成
・請求書作成
・入金確認
・電話対応
・来客対応
・商品管理
・データ入力
・書類整理

見積書作成

クライアントへ提出する案件の見積書の作成をします。

見積金額の決定や最終的な確認は営業が行うことが多いので、単純な書類作成代行になります。

しかし金額のミスがあればクレームに繋がりますので正確性が求められます。

請求書作成

クライアントへ提出する案件の請求書を作成します。

こちらも見積書同様、営業が金額確認を行うので書類の作成代行になります。その後請求書の郵送などまで行う場合もあります。

こちらも金額の記載ミスなど不備があれば入金漏れなど会社に損失を与える可能性があるので注意が必要な仕事になります。

入金確認

クライアントに請求書を発送後、クライアントから指定期日までに請求額と同じ金額の支払いがされているかを確認します。

入金がなかったり入金金額が誤っている場合は営業に連絡し、クライアントへの確認を促します。

入金が確認されて1つの仕事が完了するので、これがすべてのフローの一番最後の仕事になります。

電話応対

会社にかかってきた電話の受電対応をします。

営業は外出していることが多いので要件を伺います。その場で自分で答えられる内容であればそのまま対応し、対応できない内容の場合は営業に連絡して対応をしてもらいます。

丁寧な言葉使いや場合によっては商品知識なども必要になります。

来客対応

会社に顧客が訪問してきた際、最初の対応をします。

会議室へ案内しお茶を出したりします。その後営業に来訪の旨を連絡します。もし営業が不在で案内ができない場合はその旨を顧客をへお伝えします。

こちらもスムーズにお部屋に案内し、丁寧な所作で顧客をお出迎えする必要があります。

商品管理

自社商品の在庫の残数などを管理します。

また商品の受注や出荷の管理なども合わせて行います。営業からの指示を受けて顧客に商品発送を依頼などもします

自社製品の管理になるので、納期遅れなどのトラブルにならないよう注意が必要になります。

データ入力

エクセルなどに簡単な数値入力を行います。

簡単な作業と言っても営業の売上数値や営業が作成する資料の数値だったりする場合もあり、後々トラブルにならないよう正確性が求められます

また場合によってはそのデータを使って会議資料や顧客向けのプレゼン資料などの作成を任されることもあります

書類整理

営業が商談や取引に使う書類を年度や日別、クライアント別に分類・整理をします。

バインダーなどにファイリングし、必要な時にすぐに取り出せる状態にしておきます。

書類の管理が煩雑だと大事な書類を紛失したりするリスクもあるので注意が必要です。

以上が具体的な営業事務の仕事内容になります。

特定企業になりますが、営業事務のお仕事の様子をまとめた動画がアップされていますのでこちらで紹介します!

営業事務の待遇はどうなの?

それでは営業事務として働くと待遇はどうなのでしょうか。

営業事務といっても雇用形態などによって待遇が変わりますのであくまで参考値としてご紹介します。

給料はどれくらい?

マイナビの調査によると営業事務の年収は347万円が平均値となっています。

営業事務・一般事務 平均年収 :347万円

引用元:マイナビ AGENT

しかし平均値のため一部の待遇の良い大企業の高給取りがいて、全体の平均値が上がっている可能性があります。

また男性の平均年収が全体を押し上げているので女性で且つ20代という場合は300万円程度になります。月収ベースでいくと20万円プラスでボーナス、という感じですね。

職種的に若い女性が働いていることが多いので全体的に供与は低めのようです。

また営業のように売上をあげることでインセンティブが発生したり手当がついたりはしないので、営業事務として大きく稼ぐことはあまり期待できそうもありません。

残業代はつくの?

営業事務は残業代が支払われるケースが多いです。

営業事務の仕事は基本的にオフィスに出社しないとできない仕事なので、営業職でよく採用されている「みなし労働時間制」は適用されにくく、専門業務を行っている人向けの「裁量労働制」にも当てはまらないことが多いので、働いた分(出社したいる分)の残業代は支払われるのが基本です。

しかし、会社によってはその辺の法律をかいくぐってくり残業を支払わない、なんてところもあるので事前に確認は必要になります。

福利厚生はあるの?

正社員として働くならば営業事務だからと言って福利厚生が受けられない、ということは基本的にありません

しかし、派遣社員やアルバイトとして入社した場合は、ボーナスがなかったり各種手当などの対象外だったりするケースがあります

こちらも勤め先に事前に確認をした方が良いですね。

営業事務で働くメリットとデメリット

次に営業事務として働くメリットとデメリットを紹介します。

営業事務で働くメリット

未経験でもチャレンジできる

営業事務は未経験の方でもチャレンジすることができる職種です。求人の募集欄でも「未経験可」としている会社も目立ちます

基本的なコミュニケーション能力は求められますが、特別な資格や高学歴でなくても就くことができるので社会人としてのファーストステップとしては適しています。

営業感覚が身につく

会社の最前線で戦う営業マンと一緒に働くことで、自社の製品理解だけでなく、ビジネスに対する知識を身に付けられるのもメリットです。

営業事務は一般事務とは違い、クライアントとコミュニケーションを取ることもあるので、クライアントの要望をくみ取り先回りして対応する習慣ができる上に、営業が売上を作ることの大変さはもちろん、楽しさを直で感じることができ、まさに営業感覚が身につきます。

また営業事務職のキャリアを活かし、経理事務や人事・労務事務など別の事務職や営業職へのキャリアチェンジもしやすいです。

営業事務で働くデメリット

給料が期待できない

先ほども紹介しましたが、給料についてはあまり期待ができません

就業するハードルが低いので給料のスタートラインも低めに設定されています。

また営業はインセンティブなど成果に応じて給料が上がる可能性がありますが、営業事務は成果が見えづらいので評価もされづらいです。

営業事務として働き且つがっつり稼ぎたいのであれば特別な資格を取ってスキルアップするかキャリアチェンジ、副業なども検討した方が良いでしょう。

繁忙期は残業が多くなる

営業事務の仕事は営業によって左右されます。従って自分で仕事量を完全にコントロールすることができません

普段は残業が比較的少ないと言われている事務職ですが、決算期など営業の繁忙期には仕事量が多くなって残業続き、なんて時期もあるかもしれません。

ただ繁忙期でも効率よく働く仕事術を紹介しているのでこちらもぜひ参考にしてみてください!

営業事務で働くと身につくスキル

それでは営業事務として働くとどんなスキルが身につくのでしょうか。代表的なものを3つご紹介します。

営業事務で身につくスキル

・コミュニケーション能力
・タスク管理能力
・パソコンスキル

コミュニケーション能力

日々営業マンと業務上の認識がずれていないか、スケジュール遅延が仕事が起こっていないかなどを確認しながら密に連絡をとったり意見を言い合ったりするのでコミュニケーション能力が身につきます。

また場合によっては社外のクライアントとも交渉・調整などもすることがあるので対外的なコミュニケーションスキルも手に入ります

タスク管理能力

営業事務では1人の営業の専属、というケースは少なく複数の営業の事務処理を行うことがほとんどなので、営業個別のスケジュール管理や優先順位などを把握する必要があります。営業によっては無茶なお願いを受けることもあるかもしれません

そんな仕事を通してマルチタスクにも対応できるようになり、結果タスク管理能力が身につくようになります

パソコンスキル

普段営業マンのサポートとして資料作成やデータ入力・集計などを行うので基本的なパソコンスキルを身につけることができます

全くパソコンを使ったことがなく基本的な作業もおぼつかないなんて人も、Word・Excel・PowerPointなどパソコンで良く使うソフトは仕事を通して一通り習得することができます。

営業事務に向いている人

最後にどんな人が営業事務に向いているのか、3つご紹介します。

営業事務に向いている人

・整理整頓が得意
・細かい作業が好き
・面倒見が良く少しおせっかい

整理整頓が得意

綺麗好きで普段から身の回りの整理整頓をしっかりと行っている人は営業事務に向いています。

データや書類の管理は営業事務の大事な仕事ですし、しっかり整理ができていたら営業から「あの資料どこ?」と言われてすぐに用意できるようになりますよね。

逆に整理整頓が苦手、という人は職場では周りの整理ができるように気を付けてみましょう

細かい作業が好き

営業事務は数値の入力、管理などを行います。

中にはクライアント向けの資料として使うものもあるので正確性も求められます。

数値入力などの作業は細かくて地味なものですが、そんな作業も苦にならない人は営業事務に向いています。

昔から細かい地味な作業が好きだった、という人はぜひチャレンジしてみてください。

面倒見が良く少しおせっかい

営業マンは普段外回りやクライアント対応で忙しく動いています。なので社内処理などのタスクは抜け漏れ勝ち

そんなとき、タスクのリマインドをしたりフォローをしたりできると営業マン視点だと非常に助かったりします

子どもを見守る母親のような気持ちを持てる人は営業事務として重宝されることになるでしょう。

営業事務に向いている人を紹介している動画もありましたのでこちらも参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は営業事務の仕事内容や給料、身につくスキルなどを紹介してきました。

  • 営業事務の主な仕事は「営業のサポート・バックアップ」で具体的な仕事内容は多岐に及ぶ
  • 営業事務の給料は全体的に低め。ただし残業代は付くことが多く福利厚生も正社員であれば受けられる(勤務先に確認は必要)
  • 営業事務で働くメリットは「未経験でもチャレンジできる」「営業感覚が身につく」デメリットは「給料が期待できない」「繁忙期は残業が多くなる」
  • 営業事務で働くと身につくスキルは「コミュニケーション能力」「タスク管理能力」「パソコンスキル」
  • 営業事務に向いている人は「整理整頓が得意」「細かい作業が好き」「面倒見が良く少しおせっかい」

営業事務と一言で言っても色々な仕事がありますね。向き不向きや今後のキャリアにどう活かすのかも考えてチャレンジいただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!