こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!

皆さんはビジネスメールを送るとき正しい時候の挨拶は使えていますか?

時候の挨拶はビジネスマンとしてはできて当たり前なので、この記事を読んで自分は正しい時候の挨拶が使えているか、再確認してみてください。

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時候の挨拶ってなに?

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Aさん
うーん…
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Bさん
どうしたんだい?
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Aさん
得意先に文書を送ろうとしているんですけど、時候の挨拶の正しい書き方が分からなくて…
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Bさん
時候の挨拶は一見難しそうに見えて、決まった形式さえ覚えてしまえば実は簡単に書くことができるんだ。

時候の挨拶には様々な話法があります。それらを組み合わせることによって簡単に時候の挨拶を書くことができます。

頭語

頭語は文の初めにくる言葉のことです。

例)拝啓~、前略~など

結語

結語は文の最後にくる言葉のことです。

例)~敬具、~拝具など

季語

国語の授業でも習ったことがあるかと思いますが、その言葉ひとつで季節の情景を思い起こさせることができることを指します。

例)麦の秋、天の川など

漢語調

かしこまった礼儀正しい文章を書くときによく使われます。

「〇〇の候」例)陽春の候、初秋の候など

口語調

漢語調よりも言葉使いを柔らかくした文章を書くときに使われます。

例)ようやく梅雨も明けようとしていますが、厳しい暑さが続きますが

どのようなときに使うのか

営業などでいきなり本題に入って話すよりも、クッション言葉を交ぜて話した方がスムーズに会話をもっていくことができます。

それと同じように会話の掴みとして、時候の挨拶から入ったほうが自然に会話の流れをもっていくことができます。

時候の挨拶を使用するとき

・お礼状や依頼を手紙で送るとき
・一斉メールを送るとき
・会社を代表して連絡するとき

時候の挨拶を使用しないとき

・同じ会社の同僚に送るとき
・プライベートの相手に送るとき
・何回も頻繁に連絡を取っている相手に送るとき

月毎の時候の初めと終わりの挨拶の例

1月

・大寒の候

・改めて本年も何卒よろしくお願い申し上げます

2月

・梅花の候

・まだ寒い日が続きますが、お風邪など召されませんよう

3月

・春暖の候

・年度末の慌ただしい時期ですが、ご無理なさいませんよう

4月

・仲春の候

・快い季節、どうぞお健やかにお過ごしください

5月

・新緑の候

・まだ暑さに慣れない時期ですので、お体をおいといください

6月

・入梅の候

・随分蒸しますので、体調など崩されませんよう

7月

・盛夏の候

・暑さ厳しき折、どうぞご養生ください

8月

・まだまだ暑い日々が続いております

・暑さに体力も奪われるこの頃、くれぐれも御身お大切に

9月

・初秋の候

・季節の変わり目です。お風邪など召されませんようお過ごしください

10月

・爽涼の候

・思わぬ夜寒にお気を付けくださいませ

11月

・晩秋の候

・木枯らしの季節、温かくしてお過ごしください

12月

・師走の候

・どうぞよいお年をお迎えください

引用先:マイナビウーマンより

文章の作り方

それでは、これらを組み合わせて具体的に文章を作ってみたいと思います。

1.前半

頭語+初めの(時候の)挨拶

2.本文

3.後半

終わりの挨拶+結語

例文

ここで実際に例文を書いてみたいと思います。是非参考にしてみてください。

拝啓 初秋の候 〇〇様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、先日ご相談させていただいていた案件についてですが、

(本文)

季節の変わり目です。お風邪など召されませんようお過ごしください。 敬具

令和〇年〇月〇日

                          △△株式会社

                              名前

まとめ

いかがだったでしょうか。季節ごとに使う言葉が決まっており、その形式に従って文章を書けば誰でも簡単に時候の挨拶が完成します。

時候の挨拶を使える、使えないとでは社会人としての力量が図られます。

常識ある社会人として見なされるようにこの機会に是非、マスターしましょう。