こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
「電話などの飛び込み営業で商談のアポまで取るのはかなり難しい・・・」と、悩まれている方は多いのではないでしょうか?
やみくもに電話をかけてもアポにつながらないことが圧倒的に多いですが、実は本気でアポを狙うのであれば、電話よりメールを活用したほうがアポ取りの確率が上がります!
今回は「メールでの飛び込み営業でアポが取れるメールの書き方」についてご紹介いたします。
目次
メールでの飛び込み営業でアポが取りやすくなる3つのコツ
飛び込みでの営業メールを作成する際のコツは以下の3つです!
①件名は用件をダイレクトに伝えるシンプルなものに
②お客様にとってのメリットを明確に伝える
③訪問可能な日時を具体的に明記する
それでは1つ1つ、見ていきましょう。
コツ① 件名は用件をダイレクトに伝えるシンプルなものに
まず「メールを開いて読んでもらう」ことが最初のハードルになります。
基本的に営業マンは知らない宛先からのメールは読まない事が多いため、まずは件名で興味を持ってもらえないと、メールを開くことなく削除されてしまう可能性があります。
開いてもらえる件名・タイトルを作る
メールを読んでもらうために最も大切なことは「開いてもらえる件名・タイトルを作ること」です。
一目で内容が分かるように、用件をシンプルかつダイレクトに伝えることを心がけましょう。
件名からメール本文の内容が分かるように
メールを開けないと内容が分からない文章というものは、時間のない方からすると時間の無駄になりかねませんし、先方に失礼だと思われてしまう可能性があります。件名でメール本文の内容が分かることが望ましいです。
- ×:【アポイントのお願いについて】
- 〇:【弊社新商品Aの紹介と面談のお願い】
こちらの記事で件名の書き方について更に詳しく解説しております。ぜひご覧ください!
こちらの動画でもメール件名について詳しく解説がされています。より一層件名の重要性が分かる動画になっておりますのでこちらもぜひご覧ください!
コツ② お客様にとってのメリットを明確に伝える
メールの本文には、【お客様が得られるメリット】を明確に伝えてください。
もっとも興味を引く部分ですので、できるだけ具体的な数字を使うようにすると、説得力が増し新しい質問を引き出すことにも繋がります。
- ×:【新商品Aを導入いただくことで施工時間が大幅に短縮できます】
- 〇:【新商品Aを導入したことで施工時間を最大〇%削減した実績があります】
コツ③ 訪問可能な日時を具体的に明記する
メールを読んで興味を持ってくれた相手にそのままの勢いで面談可能な日も決めてもらえるとベストです。
商談可能な日付をメールに何日か書いておき、「ご都合の良い日時に伺わせていただきます。」とすれば相手がわざわざ日程を調整しなくても済むためスケジュールを考える手間が減りOKを頂きやすくなります。
- ×:【ご都合の良い日時をご教示ください。】
- 〇:【下記に数日の候補日を挙げさせていただきましたので、ご都合の良い日時をご教示いただけると幸いです。】
アポ取りに効果的なメール例
前述したコツを使った「効果的なメール」の例を紹介します。
アポをもらえるメールを作るコツは、【相手の興味を引く件名・内容にすること】【日程候補日はこちらで数日あげること】です。
【件名】弊社の新商品Aの紹介と面談のお願い 〇〇株式会社 営業部 〇〇様 メールでの突然のご連絡大変失礼いたします。 株式会社××、営業1課の△△と申します。 貴社の公式webサイトを拝見させていただき、弊社製品がお力になれるのではないかと思いメールを送らせていただきました。 弊社新製品Aを導入いただいたお客様の現場での施工時間を最大で〇%削減した実績がございます。 貴社におかれましても施工時間についての課題をお持ちであれば 弊社Aを導入いただくことで解決できる可能性があるかと思います。 つきましては、貴社のお力になれる部分等直接ご説明に伺いたく考えております。 具体的な日程として、下記に数日の候補日を挙げさせていただきました。 ご都合の良い日時をご教示いただけると幸いです。 なお、面談時間として1時間ほどお時間を頂けましたら幸いです。 ------------------------------------- 【訪問候補】 〇月〇日(曜日) 終日 〇月〇日(曜日) 〇:〇〇~〇:〇〇 〇月〇日(曜日) 終日 ------------------------------------- どうぞよろしくお願いいたします。 株式会社×× 営業1課 △△
メールが電話より効果的と言える3つのメリット
新規の営業の切り口として、かつては実際に飛び込む営業するか、電話営業が主体でしたが、最近は新規顧客の獲得のために、メールで営業を行うことが珍しくなくなりました。
また、電話や直接訪問にはないメールならではのメリットがあったことが最大の要因です。
①相手の時間を無駄にしない
②上司などへの転送・情報共有が早い
③話し上手でなくても問題ない
メリット①相手の時間を無駄にしない
電話や直接訪問の場合、直接話すことで誠意や製品の特徴などを伝えやすい一方、こちら側の都合で相手の時間を拘束してしまうという最大の欠点があるからです。
メールであれば、忙しくて時間のない相手でも時間が空いた時に読んでもらいやすくなります。
メリット② 上司などへの転送・情報共有が早い
どんなに良い製品であったとしても、上司への報告や同じ部署での情報共有となると、数人の時間を調整しかつ口頭で説明する必要があり、担当者としては「面倒な作業」が増えてしまうことになります。
メールの内容が興味を引くものであれば、そのまま会議の資料としても使えるため相手の手間をなくすことにも繋がります。
メリット③ 話し上手でなくでも問題ない
ベテラン営業マンや話し上手な方であれば実際に話す方が早いことも多いですが、話すことが苦手な方でもメールを送ることで「とりあえず読んでもらう」ところまでたどり着けるおおきなメリットがあります。
こちらの記事で営業メールの書き方について更に詳しく解説しております。ぜひご覧ください!
ここだけは気を付けて!メール営業のデメリット3つ
メールは効率よく営業できる最高のツールですが、注意しなければならないデメリットもありますのでこちらで3つ紹介いたします。
①文章が残ってしまう
②中途半端な表現で誤解を生む可能性がある
③開いて読んでもらえたかの確認ができない
デメリット① 文章が残ってしまう
相手先に失礼な文章を送ってしまったり、知られてはいけない情報を送ってしまったりしたらメールを送信した時点で、もうその相手とは面談の時間すら与えてもらえないと思いましょう。
デメリット② 中途半端な表現で誤解を生む可能性がある
数字を使って具体的な表現でメリットを伝える際などに、中途半端な書き方をして誤解を生んでしまわないように注意しましょう。
先方は「メールにあった〇〇%の話を聞きたかったのに全然違うじゃないか!」となってしまうと、予想しなかったようなトラブルに発展してしまう可能性があります。
勘や根拠のない数字(特に大きな数字)でアピールするのではなく、根拠のある数字でアピールするようにしましょう。
デメリット③ 開いて読んでもらえたかの確認ができない
どれだけ素晴らしい商品でも、メールを開いて読んでもらえないことには売れるはずがありません。
少しでも開封率を上げるために、相手が興味を引く内容の件名をしっかり考えてから送るようにしましょう。
メールの開封状況が知りたいと思っていても、メールソフトの「開封通知機能」はマナー違反と考える方も多いため使わないようにしましょう。
Outlookの「開封通知機能」は使わないほうが良い
開封通知機能とは、メールソフト「Outlook」に搭載された機能で、設定することで相手が開封したかどうかを知ることができる機能です。
開封確認は便利ですが、受け取り方によっては「開封したか確認されてしまうほど信用されていないのか?」と思われることもありますので、営業メールだけでなく社内連絡の際にも使用する際は慎重に判断してください。
あくまで「良い件名・タイトル」で開封してもらう努力をしましょう。
まとめ
今回は「メールでの飛び込み営業でアポが取りやすくなるコツ」について解説いたしました。
まとめるとこのようになります。
・件名は用件を簡単かつダイレクトに!件名で開封されるかが決まる。
・お客様にとってのメリットを明確に伝える。根拠のある数字などを使って具体的に!
・訪問可能日時を具体的に明記する。相手がする調整は最小限に。
・メールは「相手の時間を無駄にしない」「上司への転送や情報共有が早い」「話し上手でなくても問題なし」という大きな3つのメリットがある。
・「文章が残る」「中途半端な表現は誤解を生む可能性がある」「開封確認ができない」などのデメリットがある。
デメリットに注意しながら最大限メリットを先方に伝えられれば、アポ取りから商談・契約までよりスムーズになり、営業成績もついてくるはずです。
スーパー営業マンになるべくメールを有効活用していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。