こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘している「なっちゃん」です!
突然ですが、あなたは新規開拓活動で営業メールを活用していますか。
「返信率が悪い」「もしかして開封してもらえてないかも」
などと、悩ましい結果になってしまうケースも多いですよね。
私も新規開拓をすることがありますが、営業メールを送るのであればまずは読んでもらわないと始まらない!
ということで今回は【面識のない相手へ営業メールを送るコツ】をお伝えします。
効果的な書き方を身に着ければ、営業メールは新規開拓の力強い武器になるはずです。
相手に読んでもらえるポイント3つ

件名がわかりやすい
内容が一目でわかる件名をつけます。メールを受け取った相手が、開封するかどうか悩まず「おや?何だろう?」とすぐクリックしてしまうくらいが理想です。
【株式会社○○御中】新商品××のご紹介とご面談のお願い
【株式会社○○御中】××の件に関して
このように【××】=商品名をそのままタイトルに入れます。「弊社商品」や「弊社(扱っているものの種類)」より、少しでも相手の好奇心を湧かせることが期待できます。
ギブアンドテイクが成り立つ提案をする
面談が自分にとってどうプラスになるのか明記します。自分にも利益が見込めないと、依頼を引き受けようという気になりにくいのは通常の商談と同じですね。
弊社は、貴社製品の原材料である〇〇製品の硬度の強化を業としております。そのため、××を製造する貴社に、ぜひとも一度お伺いして、弊社製品のご紹介をさせて頂ければと願っております。
弊社サービス××は、貴社の○○に関する問題解決ではなく、▲▲にも対応しておりまして、現在無料のプランもご用意させていただいております。
自分や自社と関わることのメリットをそっけなくならないように入れ込むのがコツです。
コンパクトにまとめる
長すぎるメールは読む相手に負担をかけてしまい、途中でゴミ箱行きのリスクが高くなります。
営業メールで「読まれずにゴミ箱行き」になってしまうと「興味を持ってもらう」どころではなくなりますね。
商品や面談のメリットを示すのは大事ですが、営業メールでは読んでもらえる長さを優先しましょう。
テレアポや飛び込み営業活動にも通じることですが、基本「アポを取ること」と「商品を売ること」は切り離して考えて、商品のメリットなどを長々と書きすぎないようにします。
新規開拓用【営業メール】3例教えます

では、読んでもらえるポイントを抑えた営業メールはどういう文章になるのか?を一緒に見ていきましょう。この文例はテンプレとしても使っていただけます。
個別送信用メール
件名:【株式会社〇〇御中】××の件に関してご面談のお願い 株式会社〇〇 ご担当者様 突然のメールで失礼いたします。 株式会社△△で営業を担当しております、□□と申します。 さて、この度は11月1日(月)付けの日経新聞に掲載されておりました 貴社の記事に大変興味を持ち、 不躾とは存じますがご連絡差し上げました。 弊社は、貴社製品の原材料である●●の硬度強化商品を扱うメーカーです。 そのため、ぜひとも一度お目にかかっていただき、 弊社製品××のご紹介をさせて頂ければと願っております。 つきましては、近日中にこちらより電話をお入れいたしますので、 ご都合をお聞かせいただければ幸いに存じます。 ご多用中のところ恐縮ではございますが、 よろしくご検討のほどお願い申し上げます。 まずは略儀ながら、メールにてお願い申し上げます。 (※署名)


私たちも面識のない人からいきなり「ねえねえすごくいい話があるから家に寄らせて~」と言われても、ただの怪しい人だと思いますよね(笑)
丁寧に、何をいつまでにどうしたいかを過不足なく伝えましょう。
飛び込み営業後の資料送付メール
件名:株式会社△△「××」案内の送付 株式会社〇〇 ▲▲様 お世話になっております。 株式会社△△の□□です。 先ほどはご多用中のところありがとうございました。 早速ですが、添付にて 弊社の××の資料一式をお送りいたします。 ■添付ファイル:株式会社△△「××」案内一式.zip 添付のzipファイルの中には、以下3ファイルが入っております。 ■××_製品概要.pdf ■××_お見積りパターン1.pdf ■××_お見積りパターン2.pdf ぜひとも今後のお取引をご検討いただけますと幸いです。 また、その他にも必要な資料等ございましたら ご遠慮なくお申し付けくださいませ。 よろしくお願いいたします。 (※署名)


飛び込み訪問のフォローで営業メールを送る際は、せっかく影響している情報を見落とされない工夫をしましょう。
また、足りないものはなないかを気遣う一言を添えると、ぐっと印象が良くなります。
一斉送信用営業メール
件名:××の件に関して ご担当者様 ご担当者さま突然のご連絡にて失礼いたします。 私、株式会社△△にて××というサービスの営業をしております、□□と申します。 現在、貴社でおこなわれております●●に関しまして、 何かご協力させていただけることがあるのではないかと思い ご連絡させていただきました。 ××は、弊社にて運営しております業界No1の利用者数の 「~~~サービス」と連動しており、 ユーザ様の7割近くが中企業~大企業様となっております。(http:~~~~~) また、弊社の社員の8割が▲▲の資格を所持しておりまして ●●から▲▲までトータルのご相談を無料で行っていただけるプランがございます。 よろしければ、ぜひ一度お話をさせていただくお時間を頂戴できますと幸いです。 突然のご連絡にて大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 (※署名)


熱くなりました。一度、深呼吸をします(笑)営業メールでは「読まれる長さ」を意識して全体はコンパクトにまとめます。その代わり、会ってお話したい旨は必ず入れておきましょう。
メール配信サービスの利用

営業メールを一斉送信で送る際には、ToやCc、Bccの使い方に注意をしたり、個別アドレスではなく自社ドメインを取得してもらうようにお願いしたほうがいいのか悩んだりと、煩わしい点もあります。
もし、新規開拓に力を注ぐのであればメール配信サービスを利用するという手もあります。
営業メールの配信には時間を割かず、営業マンは反響のあった案件にアプローチを掛けたり、配信後のフォローをして新規顧客の獲得につなげていく方法です。
そこでこちらでは、効率的なメール営業をサポートする専用ツールをご紹介しておきます。
配配メール―導入実績6,000社―

- メール配信に特化したシステムのため、配信に必要なステップはわずか4つ
- 機能が「メール配信」「メールの効果測定」「メール改善」だけなのでシンプルでわかりやすい
- エラーの要因を分解し、高い到達率を維持
配配メールの口コミ
【良い口コミ】
使い勝手が良い点です。国産のため使いやすく、必要最低限の機能が揃っています。課金体系も明瞭でメールマーケティングをこれから実施しよう!という方にはおすすめです。
引用先:ITreview
【悪い口コミ】
料金が他社製品と比べると多少割高感が否めない。
引用先:ITreview
しかし、配信数の制限はないので、大量にメール配信する場合はそんなに割高でもないのかも?
口コミから見るメリット・デメリット
「手軽」「操作が簡単」という口コミは非常に多いです。
ただ「必要最低限だから安い」というよりは「必要最低限なのにこの費用?」と思われる方もいらっしゃるようですね。
月額費用は残念ながらホームページには載っていません。配信先のメールアドレスの登録件数に応じて変動するようです。
料金表をもらうのは無料ですので、気になるのであれば資料をご請求してみてはいかがでしょうか。
おすすめのケース
【良い口コミ】にもあるようにこれから「営業メール」に注力したい場合は、操作の利便性が高そうなこのシステムをご検討してみてはいかがでしょうか。
資料はホームページ内で請求できます→配配メール
HubSpot-65か国以上10,000社以上が選択-

- 「日時指定送信」「営業担当者名義での一斉配信」など、開封率アップに寄与する機能が揃っているツール
- 「開封通知」「クリック有無」など、見込み客のアクションが測定できる
- 結果が自動的にCRM機能に蓄積されるため、見込み客のスコアリングにも強い
HubSpotの口コミ
【良い口コミ】
単純なコンタクト情報の管理だけでなく、フォーム作成やメール配信などのマーケティング機能も備わっているので、複数ツールに顧客情報が散らばるのを回避できる。
引用先:ITreview
【悪い口コミ】
ごくまれに、メールのテンプレートがずれて戻せなくなってしまうことがある。 バージョンアップが早いので、せっかく慣れた管理画面が頻繁に変わってしまう。
引用先:ITreview
メリット・デメリット
全体的に見ると、ユーザーはメール配信機能をメインに使用しているのではなく、顧客情報管理ツールとして使用している感が見受けられます。
顧客情報を活かす一環の中で「営業メール活動」がしやすくなるツールと言えます。多機能ですね!
システムとしては多少、使いづらさはあるようです。しかしバージョンアップが早いということはその分、改善にも積極的でしょう。
おすすめのケース
見込み顧客、既存顧客問わず顧客情報を最大限に活用したい場合は、一部を無期限で試せるこちらのツールがおすすめです。
無期限・無料で試せるツールはホームページから→HubSpot
ブラストメール―契約数10,200社―

- 大量の宛先へのメールを280万通/時ものスピードで一斉配信
- 全国の様々な企業から官公庁まで幅広く支持されている
- テキストメールやHTMLメール作成はもちろんのこと「デコメール作成」や「バックナンバー機能」も搭載
ブラストメールの口コミ
【良い口コミ】
テキスト・HTML・デコメールに対応しており、編集から配送まで全てブラウザ上で完結できる。画面UIや編集用のエディタもシンプルで非常にわかりやすい。
引用先:ITreview
【悪い口コミ】
・HTMLメールのテンプレートが使いづらい→自分でテンプレートを用意する方が早く,最初の手間がかかる
引用先:ITreview
・履歴を保持できる件数が少ない
口コミから見るメリット・デメリット
HTMLメールのテンプレがやや使いづらいと感じる方もいらっしゃいます。
一度の手間で後はラクができる、とも言えますが、「後はラクができる」のは他の配信ツールも同じですのでせっかく使用するならテンプレが使いやすいほうがいいですよね。
ですがBtoCの商品やサービスを扱っている方には、「HTMLのテンプレが使いにくい」というデメリットを上回る「携帯アドレスにもデコメールで送れる」というメリットがあるでしょう。
おすすめのケース
営業メールの送付先として持っている情報が携帯アドレスが多い場合や、配信時は常に大量の宛先に送る必要がある場合は、有効に使えるツールとなりそうです。
ホームページから無料で試せます→blastmail
営業メールを送った後のフォロー

開拓用に営業メールを送ったら、依頼がたくさん返ってきてうれしい悲鳴が!ということにはなかなかならないですよね。妄想はよくしますけど(笑)
開拓営業メールの返信率を調べてみても、商談につながる・つながらない問わず「先方から返信がある」率は0コンマ%代~よくて5%くらいと思われます。
いくら効果的なメールを送ったとしても、いきなり返信率が50%に跳ね上がった!ということは起こりにくいです。
そのため、営業メールを送った後はフォローアップを必ず行いましょう。
・内容を変えた営業メールを再送する
・電話でのフォローアップを行う
・直接出向いてフォローアップを行う
読まれていなかったとしても「そういえばそれっぽいメールが来ていた、かな?」とリマインドしてもらえるかもしれません。
読みはしたものの断りづらくて放置していた場合でも、単純接触効果で相手の記憶にも残りやすくなります。
フォローの鬼-経験談-
営業マンにも「商談が得意」「既存顧客やチャネルから紹介をもらうのが得意」「調整が得意」など、自分の得意ジャンルがあるものと思います。私のはじめての上司が、開拓が得意な営業マンでした。
相手の懐に飛び込むのが得意で、何歳になっても顧客からかわいがられるキャラクターであった、ということもあると思います。
ですが、責任者でしたので普段はオフィスにいるものの、ひとたび営業に出ればどの部下よりも動く人でした。
あきらめずにフォローする
フォローの数が違います。返信を待つ、なんてこの上司にとってはとんでもありません。
他の営業が2度や3度であきらめる場合でも、手を変え品を変えとにかく開拓できるまでフォローを続けていました。
「メール営業がだめなら電話」「電話もだめかぁ。じゃあ訪問」「あのネタがだめならこのネタ」「人事異動あっただろうから次の人はいけるかもしれないな」と、あきらめません。
そのおかげでこの上司が同じオフィスにいる間に何件も新規の取引先が生まれました。
「部下、何やってんだよ」「マネジメントクラスはマネジメントしなきゃ」というもっともな声が聞こえてきそうですが。それはひとまず置いておいてください(笑)
やはり、営業メールは送りっぱなしにせずに、みんながあきらめていく中でもフォローを継続していくのが大事というお話でした。
もしあなたの身近に開拓が得意な営業マンがいるのなら、行動やテクニックなどを盗んでみてください。
まとめ
営業メールは「相手の都合のいい時に見てもらえる」というメリットがあります。ですがそのメリットは新規開拓時には「相手に必ず読まれるとは限らない」というデメリットにもなります。
・件名はわかりやすく
・面談のメリットを入れる
・コンパクトにまとめる
を抑えて相手にまず「開封してもらう」「読んでもらう」ことを意識しましょう。
あなたの今日の種まき(新規開拓活動)が、芽となり育ち実が結ぶことを願っています。 ありがとうございました。