こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
皆さんは仕事でプレゼンする必要があった際、「資料はどのように作ろう?」「プレゼンでの立ち振る舞いや話し方は?」と悩まれたことありませんか?
どんなビジネスでもプレゼンテーション(プレゼン)をする事は必ずあり、その際には立ち振る舞いや資料を含めて「相手に伝わるプレゼン」についてしっかり考えなければなりません。
そこで今回は、あなたのプレゼンが見違えるようにわかりやすくなる資料の作り方や、ポイントがしっかり相手に伝わる立ち振る舞いや話し方について解説いたします。
あなたのプレゼンをパワーアップさせましょう!
目次
相手に伝わるプレゼンとは?資料や立ち振る舞いが重要!
プレゼンで相手に何かを伝えたいと考えた時、最も重要なことは相手にプレゼンを「聞きたい」「聞いてみたい」と思わせることです。
相手に聞く気が全くなければ、どんなに良いプレゼンをしても相手に伝わることはないでしょう。
プレゼンで大切なことは、伝わりやすい資料と立ち振る舞い、そして最後まで「聞きたい」と思わせる話し方です。1つずつ見ていきましょう。
- 相手に伝えることを最優先にした簡素で見やすい資料
- 聞く気にさせる立ち振る舞い
- 最後まで聞く気になる話し方
相手に伝えることを最優先にした簡素で見やすい資料
まずプレゼンに参加した方たちの目に留まるものは、スクリーンに映し出された資料や印刷された手元資料です。
印刷された資料はプレゼンの開始前に目を通すことができてしまいますし、スクリーンに映された資料も難しそうな言葉が並び字がびっしり詰まっていると、「見る気も聞く気もなくしてしまう」ようなプレゼンになってしまう可能性もあります。
そうならないよう、相手に伝えることを最優先に考えた見やすい資料を作成しましょう。
10/20/30ルール
まずプレゼン資料を作るときに欠かせないルールが、ガイ・カワサキ氏により提言されているルール「10/20/30ルール」です。
プレゼン資料を作るときには
- 10→プレゼン資料の枚数
- 20→プレゼンの時間
- 30→文字の大きさは30ポイント以上にする事
このルールを頭に入れ資料を作成していくようにすると、相手に伝わりやすい資料を作成することができます。
「10/20/30ルール」は、元Appleのエバンジェリストであるガイ・カワサキ氏が提唱しているプレゼンルールです。
引用元:ferret
スライドの文字は大きく、見やすく
スライドの文字ですが10/20/30ルールにもあったように30ポイント以上で見やすいフォントと文字色にしましょう。
見てる側もわかりやすいように、プラス要素は青、マイナス要素は赤、注意点は黄など基本的に2,3色でまとめると要点がわかりやすくなります。
情報量は可能な限り絞る
一度に様々な情報を一方的に話しても、相手は情報整理ができず、その時点で内容が入ってこなくなります。
この商品やサービスについて全く知らない方がほとんどだという意識をもって、伝える内容を整理しましょう。
・スライド1枚に付き、情報量は100~150文字
・1スライドにポイントは1つまで
上記の点に気を付けると情報が伝わりやすくなります。
イラスト・画像を活用し、字だけの資料にしない
文字で見て頭で理解するには時間がかかりますので、吹き出しやグラフを使って頭の中でイメージしやすくすることもポイントです。
例えば
【美味しい卵かけごはん】についてプレゼンするとします。
まずはじめに、お茶碗にホカホカに炊き上がったご飯をよそいます。
よそったご飯の真ん中に生卵が埋まるくらいのくぼみを作り、そのくぼみにやさしく生卵を落とします。
最後に生卵に沿ってお醤油をかけて(お好みによりゴマ油や七味唐辛子もOK)出来上がりです。
この文字だけの資料を
このように、写真入りの資料を見せて説明すると一気にわかりやすくなり、「おぉ、美味しそうだ・・。」と思わせることができますね。
マイナスポイントも隠さずに記載する
商品やサービスのいい所ばかりアピールしがちですが『こんなにもいい商品(サービス)が何故認知されていないのか・・・。そこにはこのような問題点もあるからです。』と、正直に話すようにしましょう。
①正しい使い方を知らないユーザーが多く、効果を感じていただけていない
②この商品の製造メーカー自体が少ない為、商品認知度が低い
③海外で偽物などが多く、同じような商品だと誤解されやすい
①購入後、最大限の効果を感じていただくために、弊社スタッフがしっかりサポートいたします。
②製造メーカーが少ない中でも、全国のユーザーは実は〇万人!!こんなにも必要としてくださる方たちがいらっしゃいます。
③弊社の商品は国内製造です。
など、マイナス箇所を正直に話した後、それについての出来うるフォローをすると、人は話してくれた相手を信用するようになります。
こちらの記事でプレゼン資料の作り方について詳しく解説しております。ぜひご覧ください!
プレゼン時に最も意識すべきは「立ち振る舞い」
資料などの下準備が完璧に整ったところでいよいよプレゼン!
ですが、始める前に意識すべきことがあります。
それは「立ち振る舞い」について意識をすることです。
立ち振る舞いで印象は大きく変わる
プレゼンは内容を話し始めてスタートではなく、始める前の「立ち振る舞い」からスタートしているという事を意識しましょう。
注意すべき立ち振る舞いについては
- 背筋をしっかり伸ばし
- 会場の端から端を笑顔で見渡し挨拶をする
- 注目されるのが当たり前なので、目を気にしすぎず堂々と
この点に注意すれば、相手の聞く準備が出来上がります。
背筋を伸ばす
これから話そうとする人が猫背で登場したらどうでしょうか?
きっと話を聞きたいとは思えないでしょう。
姿勢を正していれば聴衆は「この人はなんかいい話をしてくれそう」と期待を持って話を聞いてくれます。
会場を笑顔で見渡す
会場の大小にかかわらず、一度余裕をもって会場を見渡してみましょう。
聴衆はあなたがどのような人なのかを必死で探ろうとしてあなたに注目しますので、余裕がある笑顔を見せられれば会場を一気に支配することができるようになります。
一人で話すのだから注目は当たり前
あなたは「話し手」、他の聴衆は「聞き手」ですので注目されるのは当然です。
どうしても緊張してしまうかもしれませんが、そこでオドオドしてはいけません。
立ち振る舞いは話の内容とは全く関係ありませんので、まずは堂々とした態度を演出するくらいの気持ちでいましょう。
こちらは「プレゼンテーションで、姿勢が聴き手の印象を左右する」という内容の動画です。ぜひご覧ください。
聴衆に聞きやすくわかりやすい言葉でゆっくり話す
それでは、ここからはプレゼンテーションの際の話し方などをご紹介させていただきます。
- まずは全体像を伝える
- 話すスピードは思っている以上にゆっくり
- 難しい言葉は使わない
- 「え~」「あの~」は極力使わない
- ストーリーで共感を得られるように話す
プレゼンの内容に入る前にまずは全体像を伝える
プレゼン内容に入る前に、タイトルや見出しを見せながら全体の情報量を伝え、プレゼンの全体像をイメージしてもらいましょう。
聞く側はある程度流れが理解できるので頭で【今からこのくらいの情報量が来るぞ】と準備ができ、理解度がグッと上がります。
話すスピードは思っている以上にゆっくり
緊張したり感情が高ぶったりするとどうしても早口になってしまいがちです。
時間も決まっている中でのプレゼンですので焦ってしまう事も多いですが、聞く側からすれば早口の説明はほとんど頭に入ってきませんし理解出来ないものです。
ポイントは思ってる以上にゆっくり話すことです。「わざとらしくないか?」と感じるくらいで人前で話す際はちょうどよくなります。
難しい言葉は使わない
難しい言葉を使うと内容が難しく聞こえてしまいますし、わからない言葉があると『聞いて理解する』という気持ちが一気に離れていきます。
プレゼンは相手の事を一番に考え聞いてる側がすぐに理解できるよう、専門用語や横文字などはなるべく使わず簡単な言葉を選びましょう。
間投詞「え~」「あの~」は極力使わない
このような間投詞は、聞いている側の集中力の削ぐ原因になってしまいます。
誰もが無言の時間は怖いですが恐れる必要はありません。
相手に伝わりやすくするためには、相手に今までの内容を整理する時間を与えることも大切ですので、勇気をもって沈黙の時間を作るようにしてみましょう。
ストーリーで共感を得よう
ただ説明だけをしているプレゼンほど、相手の頭には全く入っていきません、
どんな時にその問題にぶつかり商品やサービスを使いどんな方法で解決に辿り着いたのか。商品やサービスに対して相手が使った時の想像ができるような「ストーリー」を話すようにしましょう。
そして、『皆さんも○○に困った経験はありませんか?』など共感出来るようにすると、感情が入りグッと話が入ってきやすくなります。
こちらの動画で「相手に”伝わる“プレゼン・話し方のコツ。話が上手くなる7つのポイント。」を詳しく解説されています。ぜひご覧ください。
こちらの記事で良いプレゼンを行うために有用なアプリを紹介しております。ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
今回は「相手に伝わるプレゼン」について相手に伝わりやすい事をメインとした内容についてご紹介させていただきました。
まとめるとこのようになります。
- 相手に理解してもらうにはまず「聞いてみたい」と思わせることが重要。
- 資料は相手に伝えることを最優先に!文字は大きく・情報を絞り・イラストも使用し字だけの資料にしない。マイナスポイントも隠さず伝える。
- 資料が良くても「立ち振る舞い」で聴衆の気持ちは大きく左右する。自信をもって笑顔で。
- 話は思っている以上にゆっくりと。難しい言葉や横文字は極力使わないように。
プレゼンは話し手と聞き手がいて初めて成立します。
その際に情報を持っている話し手中心のプレゼンになってしまっていては、聞き手に情報は絶対に伝わりません。
聞き手のためにわかりやすく熱意をもって堂々とプレゼンをして、あなたの想いを伝えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。