マナーってどうやって勉強したらいいんでしょうか?
ひととおり伝えていくから、今日紹介することを明日から実践していけば大丈夫だよ!
営業マンがビジネスの世界に出ると、まず初めに直面するのが「マナー」ですよね。
マナーがちゃんとできていないと、営業先の方や上司から呆れられてしまうことがあります。Aくんのように上司からキツく怒られることも…
そうならないために、この記事では営業マンが気をつけるべきマナーを網羅的に紹介していくので、ぜひ何度も読み込んでくださいね!
目次
営業マンのビジネスマナー【身だしなみ】
ビジネスマナーとして最も基本的なのが「身だしなみ」。入社したてでまだ仕事に慣れていないと、時間的に余裕もない方もいると思いますが、最低限の身だしなみには注意しておきましょう!
✔️髪型は短髪の黒髪
✔️服装は清潔で体にフィットしたもの
✔️靴はシンプルカラーで手入れはこまめに
✔️見落としがちなポイント
髪型は短髪の黒髪
人と会った時、まず目に入るのが顔です。中でも、最も目立つ髪型には気をつけておきましょう!
失敗しないのが、短髪の黒髪です。短髪が最も清潔感を感じやすいですし、黒髪だと誠実さも感じることができます。
服装は清潔で体にフィットしたもの
服装は、汚れておらず、サイズもちょうどいいものを着るようにしましょう!
毎日こまめに汚れていないかチェックして、定期的にクリーニングに出しましょう!営業マンは、身だしなみが商売道具と言っても過言ではありません。
シーズンごとに数着スーツを持っていると、痛みにくく、定期的に手入れもできるのでおすすめ!
靴はシンプルカラーで手入れはこまめに
靴は、黒色か茶色のシンプルなカラーを選び、こまめに手入れをしましょう。実は、靴も意外と見られているところなのです。
靴の選び方、手入れの方法は次の記事を参考にしてみてください。
見落としがちなポイント
見落としてしまうと、とても恥ずかしい思いをするのは、「目ヤニ、鼻毛、爪の長さ」です。
忙しいと、朝はバタバタしてこれらのことを見落としがちですが、仕事前に、必ずチェックしておきましょう。
朝早く起きて、しっかりと準備するのがおすすめ。早起きすると、気持ち的にも余裕ができるので、しっかりと仕事に集中することができますよ!
営業マンのビジネスマナー【商談前】
商談前から商談は始まっています。アポの取り方などの訪問前の言動で、あなたはどのような仕事をする人なのかを見られています。
商談前から、「この人はきっちりと仕事ができる人だろう」と思ってもらえるよう、大切な以下のマナーを押さえておきましょう!
アポイントメントの取り方
アポイントメントの際に気をつけるべきポイントは3つあります。
✔️日時の候補はこちらから複数提示する
✔️電話する時間帯に気をつける
✔️用件や人数は正確に伝える
それぞれお伝えしていきます。
日時の候補はこちらから複数提示する
候補日時を提示する際は、次のように提示しましょう。
お世話になっております。○○株式会社の○○と申します。 以前お伝えしておりました打ち合わせの日時の調整をさせていただきたく思います。 下記より、ご都合の良い日時をお伝えいただけますでしょうか? ・○月○日○時〜 ・○月○日○時〜 ・○月○日○時〜 ・○月○日○時〜 ご都合の良い日時が無ければ、再度調整致します。 お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
このように、具体的な日時を提示すると、先方も調整しやすくなります。
絶対にやってはいけないのが、以下のような聞き方です。
お世話になっております。○○株式会社の○○と申します。 以前お伝えしておりました打ち合わせの日時の調整をさせていただきたいのですが、 ご都合の良い日時を教えていただけませんでしょうか? お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
このように聞かれると、どの日時が妥当なのかを相手に考えさせしまい、相手側に負担をかけてしまいます。
それは失礼すぎるので、絶対にやめようね!
電話する時間帯に気をつける
アポの電話をする時は、相手が忙しい時間帯を大体でいいので想像してから電話をかけましょう。
忙しい時間帯に電話が来ると、誰だって焦ってしまいますし、丁寧に対応してもらえません。
もし不安であれば、予めメールなどでアポの電話は何時ごろが都合いいのかを聞いおくといいでしょう。
用件や人数は正確に伝える
用件や人数はあらかじめ正確に伝えておきましょう。こちらでは想像できない準備などが先方で必要なことがあるからです。
特に、用件を詳しく伝えていないと、相手を戸惑わせたり、話が商談中に進まなくなる可能性もあります。
商談をスムーズに進めるためにも、用件と人数はきちんと相手に伝えておきましょう!
営業マンのビジネスマナー【商談中】
商談中に気をつけるべきポイントを3つに分けて紹介していきます!
✔️名刺交換
✔️席次・立ち位置
✔️コミュニケーションの取り方
名刺交換
名刺交換は、とてもマナーのルールが多いので、ひとつづつ覚えていきましょう!何度か実践すると自然と覚えられるようになります。
名刺交換のルールは、次の通りです。
- 両手で丁寧に扱う
- 文字が隠れないように端を持つ
- 相手の名刺は胸より上の位置で扱う
- 立って名刺交換を行う
- 机の上では極力行わない
- 複数人いる場合は役職が上の人から順番に
- 訪問した側から名刺を差し出す
- 受け取った名刺はしまわずに名刺入れの上に置く
などなど、たくさんの項目がありますよね。
これらのルールをまとめられている動画を以下に紹介するので、参考にしてみてください!
席次・立ち位置
席次・立ち位置については、「上座」と「下座」の区別ができるようになればOKです!区別方法は以下にまとめておきます。
・会議室では「入り口から遠い方が上座、近い方が下座」
・タクシーでは「運転席の後ろが上座、助手席が下座」
・エレベーターでは「操作盤の前が下座、後ろが上座」
コミュニケーションの取り方
営業マンは「ただ相手に話したい内容を話す」だけではダメです。商談中は、相手と信頼関係を築けるコミュニケーションを心がけましょう!
3つのポイントをご紹介します。
・相手の目を見て話を聞く
・相手の話をじっくり傾聴する
・相槌を打って相手が話しやすい雰囲気を作る
一方的に自社のことばかり話す営業マンを「この人は信頼できる」とは感じられません。
多くの人が、話上手だから人との関係は得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。
ピーター・ドラッカー
引用元:https://counseling-plus.com/relationships-quotations/
しっかりと自分の話を聞いてくれているのが分かり、心理的に安心して話せる相手のことを「信頼できる」と感じられるのです。
お礼メールの送り方【商談後】
商談が終わったら、お礼のメールを送りましょう。内容を簡潔にまとめ、時間を割いてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えることが大切。
お礼メールを送るときは、以下の3つがポイントです。
・商談当日に送る
・件名は分かりやすく
・定型は使わない
特に、誰にでも使えるような定型文を使うとすぐに相手にバレます。話した内容をまとめたり、次回以降にしたい話を挙げたりして、ここでも丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
まとめ
今回の記事では、ビジネスマナーについて網羅的にご紹介しました!この記事の内容をおさらいしてみましょう。
・身だしなみは、髪型、服装、靴、見落としがちなポイントに注意!
・アポイントメントは、日時の提案方法、電話する時間帯に気をつけ、要件や人数は伝えておく
・名刺交換はたくさんのルールはあるが、インプットしたことを実践して慣れていく
・席次・立ち位置は覚えておく
・コミュニケーションで大事なのは、相手の話を聞くことと聞きやすい雰囲気を作る
・お礼メールは、商談当日に、定型を使わず、分かりやすい内容で送る
なっちゃんさんに教えてもらったことを活かしてこれからも頑張ります!
いかがだったでしょうか?たくさん気をつけることがあって、大変だと思うかもしれませんが、この記事を読んで、ひととおり知識をつけておき、あとはどんどん実践の場で慣れていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!