こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
営業マンは身だしなみが結果に直結するので、他の職種以上に神経を使いますよね。
おしゃれで好印象なスーツの着こなしをすれば、「この人から買いたい!」とお客様に思ってもらえることが増えます。見た目も成績も、一流の営業マンに近づけます。
逆に、見た目の第一印象が悪いと、いくら頑張って話してもお客様に響かないでしょう。
この記事では、営業マンのおしゃれで好印象な着こなしを、初心者がこの記事でひととおり学べるようにまとめました。
目次
営業マンのおしゃれで好印象なスーツ選び
おしゃれで好印象な身だしなみかどうかは、お客様が商品を買うかどうかに大きく影響を与えます。
- 清潔
- 爽やか
- 信頼できそう
こんな印象が与えられるといいですよね。しかし、実際にはみんな、NGを知らず知らずのうちにやってしまっています。
- 不潔
- だらしない
- 信頼できなさそう
では、NGをやってしまうとどうなるのでしょうか?
営業マンの身だしなみで不快な思いをした事例
NGな身だしなみだと、お客様に残念・不快な気持ちを抱かせてしまい、商品を買ってもらえません。
だらしないスーツの選び方・着方をするのはNGです。
おしゃれの方向性が業種・客層に合っていないのもNGですね。
最近の営業マンはお洒落を意識してるんでしょうか。車と分譲住宅の営業マンのファッションを不快に感じました。
車のディーラーの営業マンはシャネルの眼鏡でした。・・・・・・・ファミリー向けの大衆車を扱うお店です。
住宅の営業マンはエルメスのベルトでした。・・・・・・こちらも延床35坪程度のファミリー向けの物件です。
どちらも客層は若い夫婦や子育て世代が多いと思います・・・・・・
・・・・・・そんな客層を相手にしてるのに、あからさまに高級であろうブランドを前面に出すファッションを不快に思ってしまいました。
引用:Yahoo!不動産
第一印象がこれでは、その後何を言っても契約はとれないでしょう。
ジャケット
まずは一番気になるジャケットです。どう選べばいいのでしょうか?
種類
これからおしゃれで好印象な営業マンを目指すなら、まずは【シングルの】ジャケットを買いましょう。シングルは、前ボタンが一列になっているデザインで、最も着こなしやすい定番です。
シングルを着こなせるようになったら、ダブルやスリーピースに挑戦してみてもいいでしょう。
【ダブル】前ボタンが2列になっています。重厚感、たくましさ、品格が出ます。大人の雰囲気たっぷりです。
【スリーピース】ジャケット・パンツに加え、ベストがセットになっています。ベストを着るため、紳士的な雰囲気になります。ジャケットを脱いでもカッコいいのが特徴です。
サイズ
ここを間違えると100%ダサくなると考えてくださいね。
体型に合ったものをしっかり選びましょう!まずは店員さんと一緒に、採寸してもらって自分の体型に合った号数を選んでもらうといいですよ。
大まかに号数を選んだら、次は細かな点を見ていき、ジャストのサイズを見つけましょう。
部位 | ポイント |
---|---|
肩幅 | 肩幅に1cmプラスが目安。 背中にシワができないか、脇下にゆとりがあるかも確認。 |
後ろ襟 | ジャケットの後ろから、ワイシャツの後ろ襟が1cm〜1.5cm見えるように。 |
お腹周り | ジャケットの中に拳が一つ入るぐらいの余裕があるサイズを。 |
ウエスト | ボタンを留めて背中にシワわができていないかをチェック。 →縦にシワが入っているなら、ジャケットが大きすぎる。 →横にシワが入っているなら、ジャケットが小さすぎる。 |
袖丈 | 腕を下に真っ直ぐ降ろして、袖からワイシャツが1.5cm出ているように。 |
着丈 | 腕を下に真っ直ぐ降ろして、上着の袖が掴める程度がベスト。 お尻はギリギリ隠れる程度で。 |
下の動画は着るとダサくなるNGアイテムについて、スタイリスト目線で解説しています。やらかしてしまっているものがないか、チェックしてみてください!
【こんな動画です】
- どんなにスーツが素敵でも、サイズが合っていないと…?
- 縫い糸・ボタンの色が派手なシャツは、おしゃれな人は絶対に着ない!
- チェック柄のネクタイはどう合わせてもダメ?
- ライトブラウンの革靴はおしゃれに見えておしゃれじゃない!
- 斜めがけのナイロン製のバッグの代わりに…?
柄
無地かシャドーストライプを選びましょう。
【無地】は定番ですが、しっかりカッコよくなります。色の種類や濃淡によって、かなり与える印象が変わるので、与えたい印象に合わせてしっかり選びましょう。色の選び方については後で紹介しますね。
【シャドーストライプ】もオススメです。シャドーストライプは、遠目からだと無地に見えるのですが、光の当たり方によってストライプが浮き出るデザインです。
はっきりとしたストライプはスマートな印象を与えておしゃれなのですが、ラインの幅によってかなり印象が変わってカジュアルにもなってしまうので、慣れてきてからでいいと思います。シャドーストライプならさり気なくおしゃれできますよ!
チェック柄のジャケットもありますが、カジュアルさが強いため、業種によっては選択肢から外しておいたほうがいいでしょう。上級者向けですね。
色
【ネイビー】か【濃いグレー】を選びましょう。おしゃれに着こなせる色であり、誠実さや清潔感もある、定番色です。
特に濃いネイビーがオススメです。爽やかでフォーマルな印象になります。
薄いグレーは落ち着いた大人のカッコいい雰囲気です。カジュアルめでもあるので、業種によっては選択肢から外しておいた方がいいです。上級者向けですね。
ブルーやブランなど、目立つ色、個性を主張しすぎる色は避けましょう!
真っ黒なスーツについては、よく着られていますしオススメされている場合もります。しかし、冠婚葬祭で着るカラーでありビジネスの場では望ましくないという考え方もあるため、お客様の考えがわからない以上は避けておく方が無難です。
パンツ
パンツも洗練された着こなしをして、好印象に一歩近づきましょう!
サイズ
ウエストが腰骨にくるサイズを選びましょう。
また、ウエストには指が一本入る程度の余裕をもたせます。これが最もパンツを綺麗に履けるサイズ感です。
裾の長さ
かかとから1cm〜2cm程度がスッキリした印象になります。前から見ると、靴の甲に触れる程度です。
パンツが太身か細身かによって少し長さを調整すると、さらにかっこいいです。太めなら裾を長く、細身なら短くしましょう。
細身のパンツは裾が長すぎるとシワになりかっこ悪いので、特に注意してください。
ワイシャツ
ワイシャツで清潔さや爽やかさを演出しましょう!
色
まずは、白か淡めのブルーを買いましょう。
【白】は普通すぎるように感じるかもしれませんが、清潔感があり誠実さを感じさせる良いカラーです。
【淡いブルー】は爽やかな印象で、知的さもプラスされます。こちらもオススメです。
黒やカラフル過ぎる色など、個性が強すぎたり派手なものは避けましょう。
柄
無地が最も営業マンに適しています。どこに行っても印象を崩す心配がありません。柄以外の部分でおしゃれをするようにしましょう。
襟
定番は【レギュラーカラー】のシャツですね。レギュラーカラーは襟の開きが70度〜90度と狭く、堅実な印象です。どんなネクタイにも合わせやすいので、オススメです。
さらにおしゃれに着こなすなら、【ワイドカラー】がオススメです。襟の開きが100度〜140度と広く、おしゃれな大人の雰囲気になります。
ネクタイ
首元の目立つ場所にあるネクタイも重要です!
柄
まずは無地・ストライプから始めましょう。
【無地】はどんなスーツにも合わせやすく、どんな場にも対応できるため、かなり使い勝手がいいです。ネクタイの色の印象を強く与えられるため、勝負どころで心理的効果を狙っての着用も有効です。
【ストライプ】も定番で、爽やかさや知的さを演出できます。こちらも使いやすい柄です。
【ドット】はおしゃれですし営業でも使えます。ただし、デザインを選びが重要です。水玉は小さいものにしましょう。大きすぎるとカジュアルな見た目になってしまい、営業には不適です。
チェックは上級者向けです。
親近感を感じてもらいやすいデザインですが、色合いによってはかなりカジュアルになってしまいます。業種によっては選択肢から外しておいてもいいですね。
色
赤系と青系を買っておきましょう。どちらも営業マンに人気のカラーで、人気があるには理由があります。
【青系】が最も使われる場面が多いです。清潔感があり、誠実で落ち着いた印象を与えるためです。知的な印象もありますね。
【赤系】は、情熱を感じさせます。エネルギッシュさや行動力の強さなど、プラスの力が強い色味です。勝負どころの商談など、大切な場面でよく使われる色です。
赤系と青系を、シチェーションに応じて使い分けましょう!
いつも同じネクタイで来る営業マン、という印象は嬉しくないですよね。色や柄を組み合わせて、少なくとも3本以上は持っておきましょう。
幅
ジャケットのラペル(下襟)とネクタイの一番太い部分の幅を合わせると、カッコいい着こなしになります。
平均的な体格の人であれば、ラペルとネクタイの幅は8.5cm〜9cmが最も落ち着きがいいです。これを基本に、自身の体格やラペルを確認し、ネクタイの幅を選びましょう。
長さ
ネクタイの先が、ベルトにかかる程度がベストです。これが洗練されて見える位置です。
長すぎるとだらしなく、短すぎるとカジュアルファッションのネクタイのようになります。
革靴
まずは【黒】を選びましょう。ビジネスで履く革靴の基本で、フォーマルな印象を与えます。どんなお客様に会っても失礼になりません。
黒だけではつまりませんか?次に買う色は、【ダークブラウン】が最適です。上手にスーツの色と合わせましょう。落ち着いた雰囲気でありつつ、洗練されたおしゃれができます。
明るいブラウンはカジュアル寄りになるので、上級者向けで業種を選びます。
業種によっては選択肢から外しておいた方がいいでしょう。
次の記事では革靴の選び方を徹底的に解説していますので、最高の足元になるようぜひ活用してくださいね。
ベルト
ベルトの色は革靴の色と合わせて、統一感を出しましょう。
革靴を黒・茶と2色買ったのなら、ベルトも黒・茶の2色は買っておきます。
ソックス
ソックスの色はパンツの色・革靴の色のいずれかと合わせて、統一感を出しましょう。
せっかく揃えたスーツ、着こなせてますか?
どうしてかわかりますか?
一番下のボタンは留めない
ジャケットの一番下のボタンは留めません。全部留めてしまうとシワが寄り、裾が不自然になります。もちろんボタンを全部外すのもダメですよ。
全部外すのはダメといいましたが、椅子に座るときは基本的にはボタンを全て外すのがマナーです。ボタンを外さないと、いびつなシワができたりシルエットが崩れるからです。
ポケットのふたは屋外と室内で使い分ける
ポケットについているふた(フラップ)は、屋外では外に出し、室内では中に入れるのがマナーです。フラップは、雨や埃を防ぐためにあるからです。
フラップを出したり入れたりが難しい場合、最低限、左右のフラップがバラバラの状態になっているのだけは避けておきましょう。
ネクタイは綺麗に結ぶ
ネクタイが曲がったりズレたりしているのはNGです。ネクタイは目に入りやすい場所にあるため、だらしないと目立ちます。
結び目が緩いと崩れやすいので、ある程度まで結んだら少し上まで締め上げましょう。また、化学繊維素材よりも天然素材の方が綺麗に結びやすいです。
スーツをしわくちゃにしない
スーツがしわくちゃなのは根本的にだらしないです。いくらおしゃれでも台無しになります。ジャケットを脱いだときにぐちゃぐちゃにしないなど、工夫しましょう。
スーツ・革靴の手入れをする
スーツが汚くなっていると、いくらおしゃれをしても台無しにしてしまいます。日頃の手入れや、クリーニングは怠らないようにしましょう。自宅で洗えるスーツも売っていますよ。
革靴の汚れもスーツの汚れと同様、おしゃれを台無しにして清潔感もなくなってしまいます。
そういう部分こそ、きちんとできない人が多い分、普通にできていることで差がつけられますよ!
営業マンのおしゃれで好印象な身だしなみ
爪の手入れ
個人差はありますが、最低でも2日に一回程度は爪を切って、書類や名刺を出した際に不潔感が出ないようにしましょう!爪の手入れをきちんとしている人から見ると、爪が手入れできていないのはすごく目についてしまいます。
鞄に爪切りを入れておけば、大事な商談の前など、いつでも気づいたときに爪を綺麗にすることができますね!
髪型
営業マンは茶髪にしない方が良いです。茶髪でのビジネスは日本に定着しているとは言い難く、悪印象を与えるリスクを負うことになります。もちろん、業種によっては大丈夫な場合もあります。
営業マンにオススメの髪型については、次の記事で詳しく解説しています。髪型はプライベートにも影響を与えるもの。ぜひ仕事もプライベートもカッコいい髪型を探してみてください!
さらにワンランク上のおしゃれ営業マンに!
では、さらにワンランク上の着こなしに挑戦してみましょう!
素材や質感を合わせてみよう!
ベルトと革靴の素材・質感を統一してみましょう。雰囲気が洗練されますよ!
ポケットチーフを使ってみよう!
ポケットチーフは、スーツとの相性が抜群で、一層おしゃれになります。結婚式などで胸ポケットから出ているのを見かけますが、ビジネスでもおしゃれアイテムとして使われます。
ポケットチーフは、ワイシャツやネクタイの色と合わせます。まずは合わせやすい白のチーフを身に着けてみてはいかがですか?
- 価格:1,320円(税込み)2021年9月現在
- 日本製のシルク生地
- ビジネスや結婚式のスーツスタイルに上品なアクセント
【良いレビュー】
この値段でこのクオリティであることに驚きです。肌触りがよく、色もきれい。
ポケットチーフって滅多に使うものではないのであまりお金をかけたくないという人、これで十分です!
引用:Amazon
【悪いレビュー】
厚みがあり、シワになりにくいのは確かです。
ただ私はハリがあっても柔らかいものが欲しかったため、残念でした。
引用:Amazon
柄のあるチーフや新人営業マンの場合は、やりすぎの印象になる場合があるので避けましょう。
まとめ
営業マンのおしゃれは、私服的なおしゃれさを追求するのではなく、お客様に対して自分が与えたい印象をしっかり与えられるように選びましょう。「この人から買いたい!」と信頼してもらえるように、好印象な着こなしをしていきましょうね!
- 清潔感や爽やかさを大切に、サイズ感のあったスーツを選ぶ。
- スーツはただ着ればいいのではなく、ボタンの留め方やネクタイの結び方などに気を配って着こなす。
- 爪の手入れや髪型など、基本的な身だしなみにも気を配る。
お客様も営業マン自身も気分良く話ができて、商品を買ってもらい、双方が幸せになれる。そんな方向に少しでも向かっていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!