こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
営業マンとして仕事をしていくうえで必要以上にミスを恐れてしまうと、自分の力を発揮できないばかりか、一歩が踏み出せず成長の妨げになってしまう可能性もあります。
そうならないために今回は「なぜミスが起こるのか」「どんなミスが起こりやすいのか」、そして「それをどのように活かすか」について解説していきます!
ミスを糧に営業マンとして成長していきましょう!
目次
営業マンにミスはつきもの!!なぜミスをしてしまうのか?
①最低限の「マナー」を知らない
②「報告・連絡・相談」が不足している
③単純な準備不足
それでは一つずつ確認していきましょう!
最低限の「マナー」を知らない
最低限のマナーを知っておかなければ、社内の上司・同僚だけでなく、取引先にも失礼な態度を取ってしまう事もあり得ます。
失礼な態度を取った時点で、先方から全く受け付けてもらえなくなる可能性もありますのでしっかり確認しておきましょう。
最低限知っておきたいマナーは以下の通りです。
・打ち合わせ時の座席
・名刺交換時の方法
・言葉遣い
・清潔感
打ち合わせ時の座席
直接会って会議という機会が少なくなってきましたが、「誰もいないから奥に行こう」と単純に奥から座ってしまう事はNGです。相手から「何も知らない無礼者」のレッテルを貼られてしまうかもしれません。
座る場所には「上座」と「下座」があり、基本的にお客様や目上の人は入口から一番遠い奥側(上座)に、その場の立場が低い方が入口に近い手前側(下座)に座るのがマナーとされています。
目上の人やお客さまとの打ち合わせ、食事の時に上座・下座が分からず困った経験はありませんか?
引用元:マイナビエージェント
名刺交換の方法
名刺交換も単純に行っていいわけではなく、「立場が低い人から立場が高い人へ」が基本マナーです。
自分一人で訪問した場合 | 自分から積極的に名刺を渡す。相手が複数名いた場合は、先方の立場の高い人から順に渡していくようにする。 |
複数名で訪問した場合 | 立場の高い人から先方へ渡していく。上司と一緒に訪問した場合は、上司が先に名刺交換をしその後に自分が交換をする。 |
訪問時に先方に先に渡された場合 | その場で急ぎで準備をせず、先に先方の名刺をいただき「申し遅れました」の一言を添えてこちら側の名刺を渡す。 |
言葉遣い
正しい言葉遣いは、先方への敬意を持った対応として捉えられます。
そのため正解だと思っていたものが間違っているものだったり、使い方がおかしく失礼になってしまったりと非常に使い方が難しいです。
こちらの記事で言葉遣いについて詳しく解説しております。「基本中の基本」からしっかり確認できますのでぜひご覧ください!
清潔感
メラビアンの法則によれば、人は「視覚55%・聴覚38%・言語7%」と視覚情報に比重を置くと言われています。
メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つです。
引用元:NTTコムウェア
話術は簡単には習得できませんが、見た目など清潔感について気を遣う事は今からすぐにできますので、積極的に清潔感について考えてみましょう!
こちらの記事では、身だしなみまで含めた「清潔感」について詳しく解説しております。ぜひこちらもご覧ください!
「報告・連絡・相談」が不足している
よく聞くこの「報・連・相」ですが、詳細に説明するとこのようになります。
・報告・・・仕事の進み具合や途中経過、その結果などを上司やグループなどに伝える事
・連絡・・・関係者が知っておくべき・共有すべき情報を周知すること
・相談・・・問題点や疑問点を上司や関係者に周知し、解決に向けた適切な指示情報を得ること
このように仕事をしていくうえで重要なものが多く、欠けてしまうと自分だけでなく同じ部署のメンバーにも迷惑をかけてしまう可能性もあります。
しっかりと「報・連・相」を意識して、会社・部課で情報の共有をするようにしましょう。
こちらの動画で「報連相のコツ」について詳しく解説がされています。ぜひこちらもご覧ください。
単純な準備不足
上記の二つができていたとしても、単純な準備不足があった場合は全てが台無しになる可能性があります。
準備というとどうしても資料や提案内容に気が行きがちですが、相手のことをしっかり調べることも非常に重要です。
先方の担当者は、貴重な時間を割いてあなたと商談をし会社の大切なコストをかけて契約をするので、ニーズに合ったものでないと時間とコストの無駄遣いになってしまいます。
準備の中に「先方についての調査」を入れて、先方が求めていることを知りお互いに無駄のない商談になるようにしましょう。
・商材・・・当社(自分)のニーズに合ったものか?
・説明・・・商材についてしっかり理解できる説明・資料か?
・営業・・・信用できる人か?当社のためを最優先に考えてくれているか?
こちらの動画で、訪問準備について詳しく解説がされてます。ぜひこちらもご覧ください。
備えあれば憂いなし!起こりやすいミスを知っておこう!
①スケジュール管理の不手際
②一方的に話してしまう
③思い込みによる勘違いや認識不足
一つずつ確認していきましょう。
スケジュール管理の不手際
納期や期日指定の契約の場合は、特にスケジュール管理の不手際は絶対に起こさないようにしなければなりません。
最悪の場合、契約破棄だけでなく損害賠償などの問題に発展する可能性も。
・「報・連・相」を徹底し、チームで納期の確認などを行うようにする。
・先方と契約内容をしっかり詰め、先方の希望納期などをしっかり確認する。
一方的に話してしまう
商談中に一方的に自分が話していることが多い場合は、営業として認められていないため時間の無駄と思っている可能性や、ニーズと大きく違っているため聞き流している可能性があります。
見た目などにも注意し、先方についてしっかり理解したうえで商談をするようにしましょう。
・清潔感などの基本的なマナーを確認しておく。
・「報・連・相」をしっかり行い、商談先の情報を持っているメンバーがいれば情報を共有する。
・事前準備をしっかり行い、先方のニーズを理解して商談内容を検討する。
思い込みによる勘違いや認識不足
このような思い込みに陥ってしまうのは、もしかすると先方の調査が不足しているのかもしれません。
・「報・連・相」をしっかり行い、商談先の担当者の情報を持っているメンバーがいれば共有する。
・事前準備の段階で先方のニーズをしっかり理解して商談内容を検討する。
ミスは成長への第一歩!ミスをミスのまま終わらせない
ミスを起こしてしまった時は、以下の3点を意識して自分の成長につなげていきましょう!
①「なぜミスが起こったのか」を明確にする
②「素直に」「謙虚に」現状を受け止める
③ミスを恐れずチャレンジする
「なぜミスが起こったのか」を明確にする
まずは、「なぜミスが起こってしまったのか」をしっかり考え箇条書きなどで書き出してみましょう。
- なぜこのようなミスが起こってしまったのか?
- ミスが起こることも想定したシミュレーションはできていたか?
- 上司や同僚と情報の共有はできていたか?
- 先方の調査はしっかりできていたか?
- どのような準備ができていたら、今回の事態は防ぐことができたのか?
- 同じミスを繰り返さないために必要なことはなにか?
これらのことをじっくり考え、ノートなどにまとめておくといつでも見返して振り返ることができます。
「素直に」「謙虚に」現状を受け止める
起こってしまったミスは他人の責任にせず素直に受け入れましょう。
「報・連・相」を普段から習慣化しておけば、そのミスについて上司や同僚からアドバイスが貰え、自分の成長に繋がります。
ミスを恐れずチャレンジする
失敗して次に繋げられなければ失敗のままですが、「失敗を成功への教訓」と捉え臆することなくどんどんチャレンジしていきましょう!
まとめ
今回は営業マンにつきもののミスの原因と起こりやすいミス、そして成長へと繋げる方法について解説いたしました。
まとめるとこのようになります。
- ミスの原因は「最低限のマナー」「報・連・相の不足」「準備不足」が大きい。一つずつしっかり確認しミスの原因を一つでも減らしていこう。
- 準備は資料や話す内容だけではない。先方についてしっかり確認し、ニーズに合った提案ができるようにしよう。
- 「失敗は成長へ繋がる経験」と前向きに捉えよう。失敗のままにせずに成長へのステップにしよう。
ミスは必ず起こるものですが、本当に大切なのはその失敗をどのように活かすかということです。
失敗を成長へのステップとして、新しいことに積極的にチャレンジしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。