こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘しているなっちゃんです!
社内報は本来、会社から社員に伝えたいことを発信・共有するものとして使われます。その中でも、共に働く社員の情報を共有できる非常に貴重なものが社員情報や自己紹介の部分です。
社員数が多ければ、顔と名前を一致させるだけでも本当に大変です。そこで社内報に社員の自己紹介があれば、パーソナリティーがわかりコミュニケーションの促進にもつながります。
しかし、いざ社内報で自己紹介をするように言われると、どのように書けばいいか困ってしまいませんか?
今回は社内報で「名前を覚えてもらいやすく、印象がよくなる」自己紹介の書き方のコツについて解説します!
社内報での自己紹介をする際の参考になれば幸いです。
目次
社内報での自己紹介【4つ】のコツ
自分を知ってもらい印象をよくするための自己紹介のコツをご紹介いたします!
- 基本情報のコツ
- 個人情報のコツ
- 意気込みのコツ
- 文章表現のコツ
基本情報のコツ【出身地はしっかり書こう!】
社内報に必ず載せる自己紹介の基本情報は下記になります。
- 名前
- 配属先
- 新卒の場合は学部や専攻学科、中途の場合は前職の業務内容
- 出身地
名前
まずは自分自身の名前です。自己紹介を本文から書き出してしまうと忘れがちですが、自分を知ってもらう上では最重要項目ですので、誤字脱字には十分注意して書きましょう!
配属先
配属先まで書く必要があるか?と疑問に思う方もいるかしれませんが、人数も部署も多い会社の場合は書くことをおススメします!
学部や専攻学科、前職の業務内容
学部や専攻学科・前職については、自分の学んできたこと・経験してきたものを正直書きましょう。
学んだことをしっかりアピールできれば、将来的にやりたかった事や得意な業務ができる部署に転籍になることもあり得ます!
出身地
そしてポイントは出身地です!
初対面の人と話していて、地元が近くて急に親近感を覚えた経験ありませんか?地元の話はコミュニケーションをとる際のキッカケとしては非常に重要ですし、その後の関係にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
・出身地は必ず書くようにしましょう!
地元の話はコミュニケーションのきっかけになり、その後の関係にも影響が出る可能性あり!
基本情報に難しいことは何もありませんので、漏れなく記入しましょう!
しかし、これだけの情報では相手に覚えてもらうにはまだまだ足りませんので、次にパーソナリティーの情報を加えていきましょう!
個人情報のコツ【性格や趣味は具体的に書こう!】
社内報を読む社員は、新しい社員がどんな人なのか興味を持って自己紹介欄を読むはずです。そのため、自分の個性を書くことで、自分のことを知ってもらうキッカケになります。
よく自己紹介で書かれているのは趣味ですが、その他に性格や好きなものを紹介することもおススメです!
性格をアピール
社内報の自己紹介は会社中に自分を知ってもらうチャンスです!名前や出身地だけでなく、性格も知ってもらうことで、コミュニケーションのきっかけにするのも良いでしょう。
また、性格や人柄がわかる簡単なエピソードを添えると、より印象に残りやすいです!
少々難しいかもしれませんが、「自分は積極的でポジティブです!前だけ見ていて後ろは振り返りません!」のように自分を表現できるような一言があれば覚えてもらいやすくなります。
短所についての記入ももちろんOKですが、短所ばかりにならないよう長所を積極的に書いていきましょう!
趣味の紹介
これが最も定番かつコミュニケーションが広がりやすいのではないでしょうか。
同じような趣味を持っている先輩や同僚から話しかけられる可能性はグッと上がりますし、社内でサークル活動がある場合は、お誘いがかかり一気に仲間が増えることにもつながります!
書き方のポイントは、可能な限り具体的に書くという点です!
・フットサルが好き
→ 週末は友人or個人でフットサルに参加している・チームに所属していて対戦相手募集している
・読書が好き
→ 作家は○○、ジャンルは△△が好き・週に1冊以上読んでいる
・音楽が好き
→ ○○というアーティストが好き・過去にはライブに行ったこともある
このように取り組み方や固有名詞を出すと、趣味に対する思いやどれくらい好きなのかも感じられ、表面的ではない真実味も一気に増すことになります!
好きなものを紹介
趣味に近い部分ではありますが、好きなものを紹介することも自分を知ってもらう手段の一つです。
具体的な歴史上の人物や座右の銘、自分が影響を受けたもの等を紹介することで、どんな人物なのかを伝えることができます。
ただし好きなものなら何でもいいというわけではないので、言葉や表現には最大限注意し、社会人としての最低限のマナーとルールは守るように気を付けましょう。
・性格のアピール → 簡単なエピソードでより印象的に!
・趣味の紹介 → 思いが伝わるようにより具体的に!
・好きなもの紹介 → マナーやルールを守りつつより具体的に!
性格や趣味、好きなものを紹介することで、自分がどんな人物かを伝えることができます。さらに、自己紹介にプラスして今後の仕事に対する意気込みを書くとよりいいでしょう。
意気込みのコツ【姿勢や抱負はしっかり書こう!】
社内報に載せた自己紹介は保管され、社内の誰もが目にすることができるようになります。そのため、上司・同僚に対してやる気をアピールすることも非常に大切です。
また、今後の仕事に対する取り組み方をどのように考えているのかを知りたい上司も必ずいますので、今後挑戦したいことなどを思い切ってアピールする等意気込みや抱負はしっかり書きましょう!
また、どんな姿勢で仕事に取り組むのかを書くことも有効です!
自分を最大限アピールする場でもあるので、思い切って明確に書いてみましょう!
・自己紹介は誰もが目にするものということを認識して、抱負や前向きな姿勢をアピールしましょう!
文章表現のコツ【謙虚な気持ちを忘れずに書こう!】
社内報で自己紹介を書くときは、謙虚な文章を心掛けましょう。これが読み手になる先輩社員たちの印象を良くします。
「生意気そうだ」「扱いづらそうだ」と思われてしまうと、コミュニケーションが生まれるどころか、避けられてしまいかねませんので十分に注意しましょう。
そして提出前に自分の書いた自己紹介を読み手の立場で読んでみましょう。読んでいて違和感などを感じた場合は、もしかすると謙虚さが足りない文章の可能性があります!
そして最後には「ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」などの指導や教えを乞うような言葉で締めると、最低限のルールや礼儀を守れ受け入れてもらいやすくなります。
・自己紹介や意気込みを書く際に、謙虚さを失ってしまわないように気を付けましょう!
読み返してみて違和感を感じたら、じっくり見直す必要あり!
改めて自分のことを書くのは恥ずかしいかもしれません。しかし、自分のことをしっかり知ってもらうことで、相手からコミュニケーションのきっかけになります!
社内報向け自己紹介の実用例(50文字/150文字/400文字)
それでは、いくつか例文を見てみましょう。
実際に書く時は、名前や部署とは別で、50文字や150文字といった文字数制限で自己紹介を書くようにと指示されるケースもありますので、与えられた条件の中で趣味や出身地など、自分を印象づける内容を書くようにしましょう!
今回は50文字、150文字、400文字をターゲットに準備しました。
新入社員と中途社員とでは書き方が若干変わりますが、今回は新入社員の場合のみまとめております。
なお、中途社員の方はこちらのサイトで書き方の注意点やポイントをまとめておりますので是非ご覧ください!
50文字の自己紹介例文
50文字は書ける内容が限定されますので、自分をアピールしやすい趣味や今後の抱負など書くとよいでしょう。
山登りが好きで、毎月必ず登山へ行っています。
そのため、登山の知識と体力には絶対の自信があります。(48文字)
義理と人情に溢れた東京下町出身です。
顧客だけでなく先輩方や同僚ともそんな関係を築いていきたいです。(49文字)
学生時代は英語の勉強に力を入れていました。
将来的に語学力を存分に生かせる業務を担当するのが目標です。(50文字)
150文字の自己紹介例文
150文字もあれば、ある程度自分の言いたいことも書けるので、アピールポイントをうまくまとめましょう。
高校時代に陸上部だったこともあり、毎日3km走っています。昨年は2回ハーフマラソンに出場し完走する事ができました。
次の目標はタスキをつなぎチームで喜びを共有する駅伝大会に出場することです!
もし駅伝をやってみたいという方がいれば是非お声がけください!
持久力と健康と諦めの悪さには自信があります!(148文字)
大学時代は勉強の為に、英語字幕で映画を観ていました。そこで英語だけでなく海外の文化にも興味を持ち、アメリカとイギリス、オーストラリアに行き、本場の英語と文化に触れることができました。
この経験を活かし、グローバルな人材になることが目標です。
1日でも早く仕事に慣れ、結果も残せるように頑張ります!(148文字)
大学で学園祭の実行委員をやっていた時、組織での意思統一の難しさを痛感しました。しかし一人で出来ることの限界を知り、チームプレーの大切さに気付けたのもこの時でした。
社会に出ると、社内外の協力が必要不可欠になると思います。まずは先輩方にご指導頂きながらチームの一員に一日でも早くなれるよう頑張ります!(149文字)
400文字の自己紹介例文
400文字もあると、逆に悩んでしまうかもしれません。しかし、名前や出身などの基本情報を書き、意気込みや締めの挨拶などを書くと意外と書けてしまいます。たくさんアピールできるチャンスと前向きに考えましょう!
この度営業部に配属されました○○です。出身は✖✖県△△市です。大学では経済学部で国際経済を専攻しておりました。
趣味は「バイク」です。今は自分の好きな俳優◇◇さんと同じ□□という400ccのバイクを所有していて、乗ることももちろん好きなのですが、手先が器用なのでバイクの整備をしたり交換する事も好きです。もしかすると乗っている時間よりも整備に長い時間をかけているかもしれません。
自分の好きなバイクのパーツを見ている時、「この部品はどのように作られているのか?」「自分と同じような世界中のファンのもとにはどのように届けられているのか?」と興味を持ったことがきっかけで当社を志望し入社に至りました。
わからないものをそのままにしておくのが嫌な性格なので、不明点は先輩方にご指導を頂きながらしっかり解決し、全ての方にご満足いただけるような営業を目指します。
ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。(395文字)
多少極端な例かもしれませんが、400文字あると自分がどのような人間なのかが表現できます。
書き方や細かな慣例など、わからない点は社内報担当者の方にに聞いてみるのも一つの方法です。反響良かったものや修正が必要だったものなどを教えてくれると思います。
そもそも自己紹介とは?なぜ必要なのか?
- 自分の名前を相手に覚えてもらう
- 自分がどんな人間なのかを知ってもらう
- コミュニケーションのきっかけにする
自己紹介は新しい環境が訪れるたびに疑いもなく行うことなりますが、果たして自己紹介の必要性はどこにあるのでしょうか?
社内報に自己紹介を書く際に、必ず記載する基本情報とも密接な関係がありますが、復習のつもりで確認してみましょう。
名前をしっかり覚えてもらう
まずは自分の名前を相手に覚えてもらうことが非常に重要です。
大企業の場合は名前と顔が一致しないということも大いに考えられますので、自分の興味関心や出身地などと関連づけて覚えてもらうと良いでしょう!
自分の人間性を知ってもらう
次に自分の人間性と関連付けて名前を覚えてもらいやすくなります。
趣味や日々行っていること、興味関心、出身地や出身大学など、具体的に書くことで共通点が見出せるような内容が良いでしょう。
積極的に情報を発信することで、どんな人間なのかを知ってもらいコミュニケーションのキッカケにしましょう!
コミュニケーションのきっかけにする
入社したばかりの時はなかなかコミュニケーションが取れませんが、趣味や人間性など自己紹介をして知ってもらうことできっかけが生まれることになります。
このように自己紹介は名前を覚えてもらうために、自分のことを知ってもらい、そしてコミュニケーションを生み出すために行うものです。
注目を集めるような変わった自己紹介もありますが、最初はオーソドックスに自分のことを知ってもらう自己紹介をするようにしましょう!
社内報は重要なコミュニケーションツールです。そのため、知らぬ間に自身のことを知られていることにもなりますので十分注意が必要です。
こちらは社内報の基本がわかる動画になっています。ぜひご覧ください!
まとめ
社内報における自己紹介についてまとめるとこのようになります。
【4つのコツ】
- 基本情報のコツ【出身地をしっかり書きましょう!】
- 個人情報のコツ【性格や趣味は具体的に書きましょう!】
- 意気込みのコツ【姿勢や抱負はしっかり書きましょう!】
- 文章表現のコツ【謙虚な気持ちを忘れずに書きましょう!】
社内報への自己紹介の掲載は、自分のことを知ってもらう絶好の機会です。特に他部署の方とは、直接話すこともほとんどないので、コミュニケーションの第一歩と考えて自分のことをしっかりアピールしましょう!
自分の名前や人間性を具体的に知ってもらい、謙虚な気持ちで自己紹介をすれば必ずコミュニケーションのきっかけになると思います!
ぜひ参考にしてみてください!